2003/03/16(日) 「 リニューアル! 」

気分一新!サイトの構成を変更しました!


《 変更点1 ・ トップページの雰囲気をガラリと変えてみました 》

以前の、テキストサイト特有の重々しさを多少改善 (したつもり)。配色を軽めのイメージに変えてみました。

そして何と言っても、トップページ上部に鎮座まします石川梨華様のbeautiful画像。美しいです!思わず見とれてしまいます!一緒の墓に入ってくれ!( ← ハァ? )

また、更新頻度の高い日記のページをトップページの方に統合しました。日付順に並んでいますが、

” ↓ 最新日記へ ↓ ”

をクリックすると最新の日記まで一気に飛んでくれます。また、

” ↑ top ”

をクリックすると、このサイトのコントロールパネル部分に当たる、石川梨華様のbeautiful画像の部分まで戻ります。


《 変更点2 ・ 画廊コンテンツの画像を更新しました 》

”癒され画廊” と題した画廊コンテンツには、我等がラブリーエンジェルこと石川さんの各種画像を置いてみました。

あなたの疲れ切った心身を不思議な力で癒す、ブリエン( 注:決してブリブリエンジェルの略ではありません。 ) ・ 石川さん。

そして、このページには私からのあるメッセージが盛り込まれております。 興味のある方は、是非一度覗いてみて、私からのメッセージを探してみて下さいね。


《 変更点3 ・ 細部をチョコチョコっと変更しました 》

コラムページは、各コラム毎に注釈を添えてみました。コラムの文章も細部が少し変更してあります。

そしてその他のページも、細部に諸々の変更を加えてみました。是非チェックしてみて下さい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回のサイト構成の変更を通して、コンテンツ全体の整合性を保つことの難しさを私は肌で感じました。

細部を変更することにより、今までちゃんと表示されていた部分が正しく表示されなくなったり、リンクが切れてしまったりと、色々な問題が発生してしまいました。 今まで正常に機能していたものに手を加えるというのは、大変な推察力と決断力を要するものなのだなぁ、という印象が強く残りました。

変更には万全を期しましたが、もし何か不具合があった時には、こちら までメールでお知らせ下さい。

連絡があればコツコツと修正していきたいと思います。( 私に修正出来るレベルであればね...(^^; )

ではでは皆様、今後とも、石川さん推し&ネタ系雑文列挙発展途上サイト ・ 『 まつりのあと 』 を、よろしくお願いします(^▽^)♪


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2003/03/18(火) 「 密かな願い 」

《 MSNトップページの ”気になることば” に掲載されていた言葉 ( 3月12日付け ) 》


・ 石川梨華

・ ルパン三世

・ 敏感肌


これっていうのは、その日の検索件数の多いもの順に並んでいると思うんです。これらの単語一つ一つには何の因果関係も無いんですけど、この並び、なんか面白いですよね(^^;

この単語の並び方をリズム感で例えてみるならば...


ホップ ・ ステップ ・ 網走刑務所


みたいな感じなんスよね...。( ← その例えも良く分からん。 )

出来るならば今後、


・ 石川梨華

・ ブレア首相

・ 牛丼大盛り


みたいな並びが実現しないかなぁ...、なんてことを内心密かに願っております。


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2003/03/19(水) 「 宣言!! 」

『 タンポポ編集部 OH−SO−RO! 』 ( DJ ― 石川 & 柴田 )


<< 柴ちゃんの本音を聞きたいスペシャル >>

久々の登場 ( 10週ぶり ) となる柴田さん。

メロン記念日のインタビュー記事の中で、「 部屋をピンクでまとめたりしている子が可愛いな。 」 と語った柴田さん。

この発言を耳にした石川さんは、『 これは私のことを言ってくれてるに違いない! 』 と確信します。 ( 実際に石川さんの部屋はピンクで統一されているらしい。 )

しかし、やはり本人の口から直接 「 梨華ちゃんは可愛い 」 という言葉を聞かないと、どうしても安心が出来ない石川さん。

そこで柴田さんの発言の真意を確かめるべく、今回の放送中に柴田さんが石川さんのことを 「 可愛い 」 とハッキリと口に出して言ってくれるかどうか、柴田さんの本音を聞きだしちゃおうというのが今回の企画でございます。


そこで石川さん、柴田さんが不在中に行われていた企画の数々を柴田さんに実演してもらい、その中で何気なく柴田さんの本音を聞きだそうと計画します。

まずは、3月4日に放送されたこのコーナーから探りを入れます。


『 ああ、卒業 』 〜 卒業の思い出を語ってもらう企画

柴田さんの話によると、柴田さんは元々、中学高校はエスカレーター式の学校だったそうなんですが、高校を途中で変えてしまったために中学校の卒業アルバムが手元に無いそうで、そのことを非常に残念がっておりました。

ちなみに高校の卒業式は、仕事のために出られなかったらしいのですが、校長先生を始めとする学校の先生方が、柴田さんのために一人ぼっちの卒業式を校長室で開いてくれたそうです。

「 思い出を大切にしたいと思っていた。 」

と語る柴田さん声は、心なしか少し寂しげでした。

そうですよね。彼女たちは普通の学生生活というものを殆ど味わうことも無く、卒業することになるんですよね。この辺り、ちょっと切ないです。普通の学生生活、当たり前の幸せ、友情、思い出、そして恋愛...。

と、卒業話に感傷的になっている場の雰囲気を利用して、石川さんが今回の目的である ” 柴田さんの本心を聞き出しちゃおう! ” という任務の遂行に移ります。


石川 : 「卒業と言えばお別れですけども、柴ちゃん、もし私とお別れすることになったら..。」


柴田 : 「なんかさあ、何で今日、そんなにストレートにバンバン聞くの?」


石川 : 「いや、柴ちゃんの気持ちが聞きたいなぁ、と思って...。」


柴田 : 「そりゃねえ、お別れは誰でも寂しいものじゃないですか。」


石川 : 「うんだから、私と別れるのはイヤ?」


柴田 : 「え、だから誰とでもイヤだって言ってるじゃない。」


石川 : 「そっか、私と別れるのはイヤだってことか。」


柴田 : 「何回も言わなくていいって言ってるじゃない、もう。」


忠実に任務を遂行しようとする石川さん。しかし、石川さんの畳み掛けるような別離を示唆する言葉を耳にして、柴田さんは何だか不安な気持ちになってしまいます。

しかし、切なげな声で石川さんに 『 私と別れるのは...イヤ? 』 なんて言われた日にゃあ...

私だったら石川さんにそんな風に尋ねられたら、石川さんことを何にも言わずに、 ” ギュッ ” としたくなっちゃいます......首をね..。( ← ちゃうちゃう! )


『 THE デート 』 〜 3月11日放送。理想のデート像を語る企画

外に出かけたりするのではなく、家で待ったり死体、もとい、家でマッタリしたいと語る柴田さん。

映画を一緒に観たり、喋ったり、ゲームをやったり、一緒に料理を作ったりというのが柴田さんの理想らしいです。 肩肘を張らない、リラックス出来る関係というのを柴田さんは求めているんですかね。 やっぱり普通の幸せを求めている風の柴田さん。好感が持てます。

と、よく一緒に映画を観ることが多いと言われる石川さんと柴田さん。話題はこんな方向に流れていきます。


柴田 : 「まあそんな憧れの王子様が、いつ来るのか分からないですけれどもね。」


石川 : 「え、じゃ来ちゃったらヤダ〜、私。だって映画とかも(柴田さんと)一緒に観るしさ。」


柴田 : 「ホラ、映画とか一緒に観てても、先に寝ちゃう人とかいるしね。」


石川 : 「え、頑張るよぉ〜。寝ないで頑張るよぉ、私。」


眠らないように頑張る石川さん...。かわいいです、200点満点です。石川さんが寝ないで頑張ると言うのなら、ボクも目の下にメンソレータムを1ダース分塗って、神経がボロボロになろうとも覚醒し続けますよ。ええ、是非とも。

全くもう、こんな石川さん...。思わず ”ギュッ” としたくなっちゃいます.....耳たぶをね..。( ← ちゃうちゃうちゃう!! )


さて、会話は進み、最近はプライベートでもなかなか会う機会が持てないと言う二人。

焼肉パーティーを前々から計画しているらしいのですが、未だに実現していないようです。そして、そこからこんな会話に...。


石川 : 「お肉とか早く食べに行こうよ。」


柴田 : 「梨華ちゃん、目がキラキラしてる。」


石川 : 「アタシとディズニー・シーとかにも、行きたい?」


柴田 : 「うん、行きたい。いないもん他に。梨華ちゃんぐらいしか...。」


キラキラした目で語りかける石川さん..。かわいいです、250点満点です。石川さんにそんなキラキラした瞳で見つめられたら、ボクは最高級リブロースを何人前でもおごっちゃいますよ。 例えお金が無くてヤミ金に手を出そうとも、オノレの臓器を売りに出そうとも、おごり続けますよ。ええ、是非とも。

全くもう、こんな石川さん...。思わず ” ギュッ ” としたくなっちゃいます......鼻をね..。( ← ちゃうちゃうちゃうちゃう!!! )


さて、なかなか石川さんに対して、「 可愛い 」 と口にしない柴田さん。石川さんにも焦りの色が見え始めます。


石川 : 「なかなか言わないんですね。これがまた...。」


そして...。


石川 : 「柴ちゃんがアタシを可愛いと思っているのかどうか、さらにストレートに聞くしかないですよね。」


と、その焦りは、さらに積極的な態度へと石川さんを駆り立てます。

そしてついには...。


石川 : 「石川梨華18歳。命をかけて頑張ります!」


と、その使命に石川さんは、とうとう命をかけると言い出します。

命をかけて頑張るとのたまう石川さん...。かわいいです、300点満点です。石川さんが命をかけて頑張ると言うのなら、ボクだって保険金をかけて、色んな良からぬこと計画しちゃう位の勢いで頑張っちゃいますよ。そして20余年の裁判闘争を経て無罪判決を受けた後、TVカメラの前で涙ながらにこう宣言しますよ、


powa powa:「powa powa 50歳。石川さんのために命をかけてガンガリマスタ!」


とね。ええ、是非とも。

全くもう、こんな石川さん...。思わず ” ギュッ ” としたくなっちゃいます......ええと、あとはどこがあったっけな..?( ← オイオイオイっ!! )


なかなか柴田さんから 「 可愛い 」 という一言を貰えない石川さん。ここでついにストレートに、柴田さんからの忌憚の無い意見を求め始めます。


石川 : 「柴ちゃん...さあ、私のこと可愛いって思ってる?」


柴田 : 「何、イキナリ?」


石川 : 「正直に答えて下さい。」


柴田 : 「可愛いと思っているかって?」


石川 : 「そう。」


柴田 : 「時々。」


石川 : 「いや、それじゃダメなの!」


柴田 : 「その時によるんじゃない?」


石川 : 「ハッキリ言って!」


柴田 : 「可愛い...んじゃないの?」


石川 : 「お♪ やった〜。」


とうとう石川さん、柴田さんの口から 「 可愛い 」 という言葉を( 相当ムリヤリ )奪取します。

柴田さんから念願の言葉をかけてもらい、喜びにむせぶ石川さん。 ここで柴田さんに、今回の企画のネタばらしをします。

『 いやいや、良かったね、石川さん。 』

浮かれる石川さんの様子を目にして、私がホッと胸を撫で下ろした瞬間でした。柴田さんがポツリとこんな風に口にします。


柴田 : 「でも、そういう風にしている ( 部屋中をピンク色にしている ) 子は他にもたくさんいるからね。」


柴田さん、石川さんにきついダメ出しです。

「 別にオメェのことカワイイって言ったわけじゃネェんだよ!! 」

石川さん、最後の最後で木っ端微塵です。


でも、だが、しかし、大丈夫ですよ、石川さん...。

柴ちゃんが思っていなくても、私がっ!いやっ、ボクがっ!NO、俺がっ!この俺がっ!!アマゾン川を逆流させるポロロッカを更にまた逆流させる位の勢いで、



石川さんのことメッチャ可愛いと思ってるっちゅーねん!( ...っちゅーねん!...っちゅーねん!...っちゅーねん! )



ハァ、スッキリ。じゃ、今日はこの辺で...。


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2003/03/21(金) 「 田中A男の奮闘日記 」

( ※ 画面のサイズをあまりにも小さくし過ぎると、今回の日記は非常に読み辛くなってしまうのでご注意下さい。 )


『 拝啓 石川梨華様 〜 イントロダクション 』

この物語の主人公の名前は、田中A男。

身長170cm、体重53kg、血液型はA型。彼女いない歴 ・ 17年の高校2年生の男子で、モーニング娘。の石川梨華ちゃんの熱烈なファンである。

学校の勉強は苦手で、成績も下から数えた方が早いA男なのだが、この熱い想いをどうしても石川梨華ちゃんに伝えたい!と、ある日一念発起。ファンレターを書いて、その中で愛の告白をしてしまおう!と思い立った。

しかし、前述の通り彼は勉強が大の苦手で、その中でも 『 国語 』 は彼の最も苦手とする教科の一つ。手紙、ましてやラブレターなど一度たりとも書いた経験の無いA男。

悩みに悩み、悶々とする生活を送る彼の目に、ある日、新聞広告のこんな謳い文句が目に入った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あなたの文学的なラブレターの前に、彼女はもうメロメロ!

ラブレターの書き方を親切丁寧に添削指導致します!!

【 E&M かきかた研究所 】 電話 : XX − XXXX − XXXX


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


A男は興奮する気持ちを抑えつつ、震える指でダイヤルボタンを押した。


「 pulu...pulu...はい、E&M かきかた研究所 でございます。お電話ありがとうございます... 」


―― こうしてA男の、『 石川梨華ちゃんに文学的なラブレターを書いて送る 』 ための、辛くて長い戦いの日々が幕を開けた...。


















申し込みから1週間後、かきかた研究所から初めての添削指導が施された書類がA男の元へと届いた。


今回のテーマ : 『 あなたの気持ちを文章にしてみましょう 』

================================================================

こんにち、石川理香ちゃん。

↑「は」↑「梨華」


あの時いらいですね、はぢめまして。

↑「初めまして」という言葉は、初めてお目にかかった人に対して使う言葉です。以前に一度会ったことがあるのならば、「初めまして」という言葉を使ってはいけません。


僕はあなたのことが、春夏秋冬だいすっき。

↑「大好きです」で良いかと思います。


ぼくの心はすでに朝も晩も無く、くるしみまくりまくりすてぃー。

↑これは何ですか?


では、又寝。

↑「またね。」


チャオ。警愚。

↑「チャオ」はイタリア語ですので、ここでは相応しくないように思います。「敬具」も「拝啓」と照応して用いるべきですので、ここでは相応しくありません。

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評価基準
□ 用語 ・ 記号の使い方の正しさ
□ 文章の構成力とその展開の論理性
□ 全体の印象
■ 総合評価

コメントあなたの気持ちは痛いほどに伝わってくるのですが、如何せん文章の表現能力が気持ちの方に追いついていません。今後は文法を一から練習し直して、素敵な文章が書けるように努力していきましょうね。



頑張れA男!!石川さんに素敵なファンレター兼ラブレターが書けるその日まで!


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2003/03/23(日) 「 雑感なんぞを... 」


『 ぷろへっしょなる 』VS『 あまちゅわ 』


..う〜ん、やっぱり 「 ぷろへっしょなる 」 の方が、何となく強そうな感じがするなぁ..


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【 参考資料:googleでの検索ヒット件数 】

『 プロヘッショナル 』 ・・・ 63件

「専門性の高い、プロヘッショナルを目指していただくのと同時に...」

↑ あんまり目指したくありません(^^;

「アフターサポートまでキメ細かくサポートするプロヘッショナル集団。」

↑ なんか全然信用出来ません。


『 アマチュワ 』 ・・・ 53件

「趣味 ― 登山、アマチュワ無線。」

↑ 甘えん坊感が漂いまくってます。

「コーチを受けることがアマチュワ規定に反する...」

↑ あんまり厳しくない、あまあまの規定っぽいです(^^;


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「 だからどうした?! 」 っていうツッコミは無しの方向で一つ...。


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2003/03/24(月) 「 だから言ったじゃねーか!! 」

だから...だから...だから あれほど 言っておいたんだよー!!


私の主張を完全無視ですか?!


そーですか、そーですか!!!


皆が望んだ結果がこれだったんですか!?


石川さん大号泣

↑石川さん、肉を喰らうチャンスを逃して大号泣の図


そーですか、そーですか!!!

ヨーシっ!!そっちがその気なら私にだって考えが......

...それにしても、『 いしよし 』 はやっぱエエなぁ...デヘデヘデヘっ...(^∀^) 後ろから抱きついたりなんかしちゃったりして...。ヒューヒュー♪ 妬けちゃうぜ、妬けちゃうぜ☆ ......ハッ!いかんいかん!!








《 Take - 2 》
石川さん大号泣

↑石川さん、肉を喰らうチャンスを逃して大号泣の図


そーですか、そーですか!!!

ヨーシっ!!そっちがその気なら私にだって考えが......

...いや待てよ、『 なちりか 』 もありかもしれんなぁ...ウフウフウフっ....(^∀^) なっちがまるで、子供をあやすお母さんみたいで、何か微笑ましいよなぁ...。これはこれでなかなか...









...まぁ、要するに、ボクが言いたかったことっていうのはね、

やっぱ、モー娘。サイコー ってことっス。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《 補足 》ちなみに石川さんが泣いた本当の理由は、『 お肉が食べられなかったから。 』 ではなく、『 自分のせいで皆にお肉を食べさせてあげられなかったから。 』 です。
” One for all , all for one. ” モー娘。と石川さんに乾杯!


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2003/03/26(水) 「 あわやパーフェクトゲーム!! 」

『 タンポポ編集部 OH−SO−RO! 』 ( DJ ― 石川 & 柴田 )


<< 友達の作り方教えちゃいますスペシャル >>

あと10日ほどすればボチボチ新学期がスタートする、そんな季節。そこで、新しい環境で生活を開始するに当たって、友達をより多く作るには一体どうすればよいかを考察するのが今回の企画です。

今回の企画の概要は、石川さんと柴田さんの二人が、友達が出来やすいタイプの人と出来にくいタイプの人を統計的に分類して作成された、『 友達が出来るかテスト 』 と題された試験を受けて、正しい解答をすれば 『 友達ポイント 』 なる友達の数に見立てた得点をGET出来て、得点の多い人が、多くの友達をGET出来て、より Happy な気分になれる、といったものです。

それではここに、全問題と二人の解答を掲載してみます。興味のある方は、自分もテストを受けている気分で、一緒に問題をやってみて下さいね。




《 こんな時あなたならどうする? ( Part.1 ) 》

今日は初めてクラスメートと会う日。皆で自己紹介をすることに。自分の番が近づくにつれて緊張も次第にピークに。 前の人が面白い話をしてクラス全体が笑いに包まれたその時、いよいよあなたの番が。

あなたはどんな自己紹介をしますか?


1.負けないように笑いを取ろうと頑張る

2.名前と得意な科目だけ簡単に言って無難に乗り切る

3.洋服や音楽など一つの趣味について手短に話す



背伸びをせずに、ありのままの素の自分をさらけ出すことの大切さを問うている感のあるこの質問。石川さんと柴田さんは、悩んだ末に以下のように答えました。

石川さん → 2番
柴田さん → 3番

こういったアピールが苦手で、気の利いたことが言えないという石川さん。実体験に基づいた解答をする柴田さん。

因みに私だったら2番ですね。石川さんと一緒です。いくら出だしだけ頑張っても、後々いやでも素性はバレますしね。あくまで自然体の付き合いが大切かな、と。

で、この質問に対する答えによって、どのような結果が導き出されたかと言うと...。

1番 → 友達GET数:−5人
2番 → 友達GET数:±0人
3番 → 友達GET数:+5人

だそうです。皆さんは如何だったでしょうか?


名前この解答の結果トータルお友達数
石川さん±0人0人
柴田さん+5人5人




《 こんな時あなたならどうする? ( Part.2 ) 》

さあ、お昼休みの時間になりました。一緒にお昼ご飯を食べようと、3つのグループから声がかかります。

あなたならどのグループとご飯を食べますか?


1.元々仲が良かった様子の3〜4人のグループ

2.初対面ばかり集まった7〜8人のグループ

3.たまたま名前順で近くに座った1人



その人の友人関係の捉え方と、友達の輪の広がり方を考慮に入れている感のあるこの質問。石川さんと柴田さんは初めは共に同じ回答を選択したのですが、柴田さんが解答を変えて結局以下のようになりました。

石川さん → 1番
柴田さん → 2番

ご飯は、仲の良い友達と美味しく食べたいと考える石川さん ( ちょっと解答の状況設定を勘違いしている感があります ) 。一方、状況の設定を熟考して 「 そのグループにもし溶け込めないと困るし 」 と思い直し、解答を変更した柴田さん。

うーん、私だったら3番ですかね。まず気の合う仲間一人を見つけて、足場を固めてからそれに便乗する感じで徐々に自分のキャラを周囲にアピールしていく、みたいな感じですかね。 ていうか、あんまり大人数で 「 ワー!キャー! 」 っていうのが得意じゃないだけだったりもするんですけどね。

で、この質問に対する答えによって、どのような結果が導き出されたかと言うと...。

1番 → ±0人
2番 → +5人
3番 → −5人

だそうです。


石川 :「2番の7、8人とかってみんな知らないわけなんでしょ?私、多分無理だわそれ...。大勢とか苦手だもん。」


Me too. です、石川さん。何か気が合いますね。こうなったら二人でひっそりと、人気の無い山奥にでも暮らしましょうか?いや、是非そうしましょう!そうするべきだ!!人のいない所に二人で行くべきだ!!ケテイ!!( ← オイオイ、落ち着けよ... )


名前この解答の結果トータルお友達数
石川さん±0人0人
柴田さん+5人10人




《 こんな時あなたならどうする? ( Part.3 ) 》

今日は部活を決める日です。あなたは3つの部のうちどれに入ろうか悩んでます。

さて、どの部に入りますか?


1.地域でも1、2位を争うほど強いバレー部

2.学校で一番人気のあるテニス部

3.好みのタイプの先輩がいるバスケ部



学校生活の中で自分が何を一番大切にするか。運動と友達関係と、どちらに多くの比重を置くかを問ういてる感のあるこの質問。石川さんと柴田さんは、悩みに悩んだ末に以下のように答えました。

石川さん → 1番
柴田さん → 2番

どうせ部活をするのなら上手くなりたい、と向上心に溢れた解答を提示する石川さん。そして多くを語らずも、淀みなく回答を言い放つ柴田さん。

ちなみに、私だったら3番ですかね。

理由は単純にバスケが好きだというのと、好きな先輩がいるんなら最高じゃないっスか!男同士みっちらもっちらと、くんずほぐれつ炊き込みご飯☆ (≧∀≦)< キャー♪ ...みたいなね。( ← なんじゃコリャ?! )

で、この質問に対する答えによって、どのような結果が導き出されたかと言うと...。

1番 → ±0人
2番 → +5人
3番 → −5人

だそうです。

と、ここで元テニス部キャプテンの石川さん、人気がありすぎると人数が多くなりすぎて、派閥争い等の騒動に発展する可能性があるなどと、熱く熱弁をふるい始めます。

次第に熱くなる石川さん。と、石川さんの熱弁に水をさすかのように、どこからともなく、こんなBGMが...。


(↓BGM : 中島みゆき 「 ひとり上手 」 唐突にスタート)

BGM:「ひとり〜が好き〜な わけじゃぁ ないのよ〜♪」


石川 : 「( 熱弁を中断。一転して、落ち着いた口調で )うん、一人が好きなわけじゃないのよ。...まあ好きだけど。」


と、友達が少なくて一人ぼっちであってもまんざらでもないかのような発言をちらつかせる石川さん。

― 『 孤独を愛する女 ・ 石川梨華 』

かっちょいいです。クールですよ、石川さん。まさにクールビューティーです。

まあ、それはいいとして、石川さん...。石川さんの ” トータルお友達数 ” の項目が、なんか怪しげな流れにハマってきているような気がするんですけども、大丈夫でしょうか??


名前この解答の結果トータルお友達数
石川さん±0人0人
柴田さん+5人15人




《 こんな時あなたならどうする? ( Part.4 ) 》

学校にもだいぶ慣れてきたある日、突然席替えをすることに。しかも席は自分たちで好きなように決めていいと先生は言っています。

さあ、何処の席にしますか?


1.自分では決められないので、残った席

2.何が何でも友達の近く

3.皆が嫌がる一番前の席



友達付き合いの方向性を問うている感のあるこの質問。石川さんと柴田さんは共に即答で、当然と言わんばかりに以下のように答えました。

石川さん → 2番
柴田さん → 2番

前であろうが後ろであろうが、縦であろうが横であろうが(?)、友達とくっついてさえいれば幸せだ、と語る両人。

私だったら1番ですかね。本当に仲がよければ席が離れていようがあまり関係ないし、座席に対する執着みたいなものは学生時代には殆ど無かったように思いますね。 あ、大学時代にカンニングなんかする必要があった時なんかには、なにがなんでも後ろの方の席に座りましたけどね...(^^;

で、この質問に対する答えによって、どのような結果が導き出されたかと言うと...。

1番 → −5人
2番 → ±0人
3番 → +5人

だそうです。

石川さん、かましそうです。パーフェクトゲーム、かましちゃいそうです...。


柴田 : 「梨華ちゃん、今のところ全部プラスマイナス0ですけど...。」


石川 : 「えぇっ!?これは...。」


( ↓BGM : 中島みゆき 「 ひとり上手 」 またしても唐突にスタート)


BGM:「ひとぉ〜り上ー手とぉ 呼ばぁないでぇ〜♪」


石川 : 「そうですよ。” ひとり上手 ” なんて呼ばないで。」


そりゃボクだって呼びたくないっスよ。出来ることならね。石川さん...なんであなたには 『 笑いの神 』 がこうも付いて回るんですかね?

面白すぎますよ。

もしかして、これが噂の、『 This is 運命 』ってやつですか?


名前この解答の結果トータルお友達数
石川さん±0人0人
柴田さん±0人15人




《 こんな時あなたならどうする? ( Part.5 ) 》

今日は創立記念日でお休み。クラスの大勢でもっと仲良くなるためにカラオケに行くことに。最高に盛り上がってきたところであなたの手にマイクが。

さて、何を歌いますか?


1.皆で歌える最新のヒット曲

2.そろそろムードを変えようとバラード

3.多少古くても歌声に自信のある曲



場の空気の読み方と連帯感のあり方を問うている感のあるこの質問。石川さんは散々悩んだ挙句、柴田さんは割りとアッサリと以下のように答えました。

石川さん → 1番
柴田さん → 1番

3の 『 自信のある曲 』 と1の 『 最新のヒット曲 』 で散々悩みましたが、結局最新のヒット曲を選んだ石川さん。またしても多くを語らずに、石川さんと同じ解答を選択する柴田さん。

私だったら1番ですね。石川さん、柴田さんと一緒です。

『 すばーる♪ 』 ( もしくは 『 サラーイ♪ 』 でも可。 )なんかを歌って、自己陶酔という名のラビリンスに迷い込んで迷走しているオヤヂにだけは、私もなりたくありません。

さて、この最後の質問なんですけれども、最後ということで特別にボーナスポイントが上乗せされることになりました。( プラス、マイナス共に。 )

で、この質問に対する答えによって、どのような結果が導き出されたかと言うと...。

1番 → +20人
2番 → −20人
3番 → +5人

だそうです。


石川 : 「おー!!ヒュー!!凄いよ!一気に増えたよ!!」


最後の最後で ” トータルお友達数 ” が二桁にまでジャンプアップして、石川さん大喜びのルンルンです。

最後の最後で 『 ドバコーーン!! 』 と持っていく、石川師匠。さすがです。


しかし...しかしですよ、石川さん!!

↓この結果を...この結果をボクは素直に喜んじゃってよいのでしょうか?!

石川梨華
 試合 1
 打数 5
 安打 1
 打率 .200
 打点 20

なんすか、このナンバーマジックは?新手のヤミ金かなんかっスか?

有り得ないっスよ〜、こんな数字...。

...まあ、でも、

こんな石川さん...大好きです ( ← 今日はちょっと控えめにしてみました(^^; )


名前この解答の結果トータルお友達数
石川さん+20人20人
柴田さん+20人35人





さて、番組の冒頭で 「 どちらかと言えば友達は少ない方 」 と言っていた石川さんと柴田さん。

何気に今回の解答の結果には一喜一憂しておりました。

二人とも人付き合いというのがあまり得意な方ではないのでしょうね。( 私が言えた立場でもないのですが...(^^; )

特に建前上の人付き合いというのが、二人とも ( 特に柴田さんの方なんかは ) めっぽう苦手なような気がします。

今回の番組内でも明言していましたが、石川さんも柴田さんも広く浅くという付き合いよりも、狭く深くという友達付き合いをモットーとしているようです。

体裁をあまり気にすることなく、自分の思うままに素直でありたいと願う二人の心情には、私は共感して余りある部分が少なからずあります。


石川 : 「私たちってなかよしだねぇ。」
柴田 : 「スッゴイなかよしだね〜。」


石川 : 「似たもの同士だよね。」
柴田 : 「似たもの同士だねぇ。」


石川柴田 : 「ねっーー!!」


石川 : 「楽しいねぇ。」
柴田 : 「そうだねぇ。」


石川柴田 : 「ねっーー!!」


石川 : 「私たちってちょっとおかしいよねー。」
柴田 : 「梨華ちゃんだけだよぉ。」


柴田 : 「...ねっーー!!...あれっ?」


石川 : 「柴ちゃんもだろぉ。ウフフ...。」


石川柴田 : 「...フフフフっ...。」


私は、ニコニコ笑いながらこんな風におちゃらけて話をする二人の姿を見ているのがとても好きです。

ではでは、今日はこの辺で。


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2003/03/28(金) 「 ありがとう 」

『 矢口真里のANN SUPER! 』


仙台でのコンサート( 2公演 )を終えた後に、今回のラジオ生放送に臨んだ矢口さん。2回のコンサートを終えた後とは思えないほどに元気一杯でテンションも高めです。

今回で番組が最終回ということもあり、矢口さんは番組開始から 「 やだよ〜。 」、「 寂しいよ〜。 」 などの言葉を連発します。

ジメジメとした悲愴感を払拭するために、口調自体はおちゃらけた感じなんですけれども、それはまさに矢口さんの切実な心情の吐露でした。

決して手を抜いたりせずに全力をもってこの番組に取り組んできたからこそ、その喪失感は重みのあるリアルな感覚を伴って、矢口さんの胸の内にヒシヒシと募るのでしょう。

流れ行く時間、そしてその時間と共に変化を繰り返す私たちを取り巻く環境、そしてその環境の変化と共に移ろい行く様々な思い ― 。

「 生きる上ではそれが当たり前のこと、仕様が無いことである。 」

と、私も頭の中ではちゃんと認識して、理解していることなんですけれども...。

歳のせいですかね...。

私は最近、そういった移ろい行く思いの残酷なまでの流動性、相対的な関係性の結びつきの希薄さなどを体感するにつけて、センチメンタルな心境になってしまうことが多いです。

と、そんな感傷的な気持ちに襲われている私を、『 元気出せっ!! 』 と言わんばかりに、力強く引っ張り上げてくれたのは......やっぱり、この人でした。


( ” Tシャツ先生 ” のコーナーでリスナーからのハガキを読む矢口さん。と、リスナーからの通常のハガキの中に、こんな意味不明なハガキが紛れ込みます...。 )

矢口 : 「『 センチメンタル梨華向き By 石川梨華 』....。ハァッ?なにこれ?ていうか、これ梨華ちゃんの字じゃん!なに?なにコレ??」


石川 : 「ヒドォーーイ!!」


矢口 : 「うわ、ビックリしたーー!なにイキナリ!梨華ちゃん何しに来たのぉ!?」


石川 : 「いや、差し入れを持ってきたんですよぉ。かまぼこでしょ、あと明日の朝ごはんの納豆でしょ、あと食べかけのポッキーと...。」


矢口 : 「なにコレ?差し入れじゃないじゃん!単なる残り物じゃん!? ていうか、どうしてここにいるのさ?」


「 Tシャツ先生 」 のコーナー。矢口さんに内緒で、石川さんいきなりの登場&しょっぱなから暴走開始です。前々から、矢口さんのラジオに出たい出たいと言っていたらしい石川さん。念願かなって最終回の放送に出演です。

いきなりの石川さんの登場に、素で驚く矢口さん。私も、何の予告もなしに登場した石川さんの声を聞いて驚いてしまいました。そして驚くのと同時に、

『 なーんか、オモロイことになりそうだなぁ♪ 』

という期待感が、私の胸の中にフツフツと湧き上がってきました。

そして、この後の展開は、というと...。


矢口 : 「はい。飛び入り参加ということで、今日はこの人がいらっしゃってます。どうぞ。」


石川 : 「ハッピーーー!!石川梨華でぇす


矢口 : 「この時間帯に、あんまり聞きたくないテンションだねぇ。(← バッサリ!) 」


とか


( ↓ 石川さんが矢口さんに代わってフリートークに挑戦する。の図 )

石川 : 「そうだなぁ...今日は...あの、ライブ初日で、いい汗かいてきましたねぇ...」


矢口 : 「はいはい。」


石川 : 「最高でしたねぇ。」


矢口 : 「ウンウン。」


石川 : 「...うーん...。」


矢口 : 「うん(笑)。」


石川 : 「そんでぇ...あの...。」


矢口 : 「うん、で?」


石川「えと..ゲホゲホゲホ..」 ( ← 石川さん突然むせる )


矢口 : 「アハハハハハハ!」 ( ← 矢口さん、大爆笑 )


・・・ ( 2分経過 ) ・・・


矢口 : 「もういいよ。話すこと無いじゃん、ねえ?」


石川 : 「エエッ!?」


矢口 : 「何か聞いてよ、じゃあ。何か質問してよ。」


石川 : 「えー。......じゃあ、好きな食べ物は?」


矢口 : 「アハハハハハ!なに、それ?...ええと、好きな食べ物ぉ?焼肉でしょ、チーカマでしょ、..ポップコーンも好きね。あ、あとアイスも好きね。」


石川 : 「あ〜。」


矢口「だから? ( ← またしてもバッサリ! )


石川 : 「...うーん...。」


だったり


矢口 : 「まあまた今度ね、日曜日の夜11時からニッポン放送でラジオ番組やるから。」


石川 : 「はい。」


矢口 : 「そん時には石川さん...。」


石川 : 「はいっ!!」


矢口「別に遊びに来なくてもいいよ。」


...といった具合に、矢口さんと石川さん、匠の技と技とが冴え渡ります。

良いですね。やっぱり。

『 やぐりか 』、大アリですね。

石川さんの登場以降、


石川さん、変にハイテンション

 ↓

矢口さん、冷静にボケを拾ってそつなくツッコム

 ↓

石川さん、ちょいヘコム

 ↓

矢口さん、微妙にフォロー

 ↓

石川さん、復活!


という、『 エンドレス ・ ファンタスティック ・ コンボ 』 が連発しました。

石川さんも矢口さんも、トークをしている最中はお互いに非常に活き活きとしておりました。

『 適材適所 』

矢口さんも石川さんもピンでは出しえない、いい味を出しまくっておりました。やはり生まれもってのボケ・ツッコミの才能が不可避的にリンクすると、最終的には当然の如く、笑いの世界に帰結することになりますよね...(^^;

やっぱり石川さんは、こういうキャラが最高なんですよ!!そして、石川さんのそんなキャラクターを最大限に引き出す力を持っている矢口さんもやっぱり最高なんですよ!!

そしてそんな様子を見てニヤニヤしているボクっていうのは、どう考えてもサイテ (以下略)。


さてさて、石川さんの出演が終わって矢口さんが最後のフリートークを始めると、場の空気は明るく楽しいものから一転して再び最終回を否応無く感じさせる、寂しさが漂うやりきれない雰囲気となりました。

番組開始当初は、果たして自分に2時間枠のラジオのDJが務まるのだろうかという不安感に苛まれていたと言う矢口さん。

しかし頑張って番組を続けることによって、その不安感がいつしか自信 ・ 喜びへと変わり、最初は怖かったはずの生放送のラジオ番組が、いつしか自分の素直な気持ちを表現することの出来る、ありのままの自分自身の姿を皆に理解してもらえる、数少ない本当に貴重な場となっていたと語る矢口さん。

彼女の言葉は、ただ与えられた仕事を事務的にこなすのではなく、一つ一つの仕事に強いこだわりと愛情をもって接してきた者だけが獲得することの出来る、確かな達成感と充足感に満ち溢れておりました。

そして彼女は最後にリスナーに対して、自分のことを、


アイドルという名の、商品としての 『 矢口真里 』


ではなくて、


傷つきもすれば涙だって流す、普通の人間となんら変わりの無い一人の女性としての 『 矢口真里 』


という捉え方で、これからも温かく見守っいて欲しいと伝えます。

個人のビジュアルや人格を大衆受けするようにデフォルメされて、時には自発的な意思表示をすることすらも許されないままに、判で押したようなあまり代わり映えのしない小ギレイなパッケージングを施されて、売れている間は分刻みの殺人的なスケジュールを言い渡され、そして需要が減り必要がなくなってしまえば簡単に廃棄されてしまう ― 。

彼女は世間、あるいは事務所のそういった悪しき風潮に対して、明確なアンチテーゼを提示したかったのではないでしょうか?

彼女のこういった言葉の一つ一つは本当に強く私たちの胸を打ちます。彼女の心の叫びは、ストレートに私たちの胸を揺るがして止みません。

切々と自らの心情を吐露する矢口さん。

「 今日は泣かない! 」

その宣言通りにここまで頑張ってきたのですが...。


矢口 : 「まあでもね、この2年間自分でやってきたことは、後悔もしないでやってこれたのでそれが一番いいかなー、って思いますね。」


と、ここで彼女はなにかを誤魔化すかのように、いたずらっぽく笑います。


矢口 : 「...え...と、フフフフ......。」


そして彼女は、涙声で不意にこんな風に呟きます。


矢口 : 「もう、ヤダ...。」


その声は悲しみにうち震え、まるで駄々をこねる子供のようでした。


矢口 : 「あ、ちょっと待ってね。...大丈夫、全然大丈夫だから...。」


彼女はまるで自分自身に言い聞かせるかのように、涙混じりにそんな風に言いました。しかし涙混じりで強がる彼女の言葉は、全く説得力を持ち合わせてはいませんでした。溢れ出す涙を抑えきれない矢口さん。しかし彼女は、健気にも言葉を続けます。


矢口 : 「前向きに行こうと思います。終わることが、ダメだったから終わるとかいうのじゃなく、次へのステップとして考えて次の番組も頑張っていくので..。」


しかし、ここで張り詰めていた緊張の糸がプッツリと切れてしまったかのように、彼女は嗚咽を漏らし始めます。そしてその嗚咽の声は、次第次第に大きくなっていきます。

そして ― 。


矢口「...もう、ヤダーーーー!!」


彼女は絶叫に近い悲鳴を上げて、泣き崩れます。

何万人もの目の前で、我を忘れて大声を上げて泣き叫ぶ女の子 ― 。

それは冷静に静観するのが困難なぐらい、非常に痛々しくて凄惨な情景でした。私は、自分が酷く残酷なことをしているような心境になってしまいました。

だって、私には目の前で大声を上げて泣き叫ぶ女の子に手を差し伸べることも、優しい言葉をかけてあげることすらも出来ないのですから...。

しかし矢口さんは、涙でボロボロになりながらも、必死で言葉を紡ごうとします。


矢口 : 「ホントにね、この番組でたくさんいい思い出が出来たので、すごい胸が一杯なんですけど、でもやっぱり絶対にこの番組で教えてもらったこととかを忘れないで、これからはアーティストの矢口真里として頑張っていけたらいいな、なんて思っています。本当に2年間、どうもありがとうございました。」


声を震わせながらも、この番組に携わることの出来た喜びを、自分の言葉でしっかりと語る矢口さん。最後までキチンと責任を持って、自分の仕事をやり遂げた矢口さん。

彼女は涙を拭い、全てを潔く吹っ切るかのように、決意に満ちた前向きな態度をもって元気よく最後の曲紹介を始めます。


矢口 : 「この番組最後の曲になります。聞いて下さい...モーニング娘で、『 ここにいるぜぇ! 』 」



YES! WONDERLAND
夢の翼を広げ

BREAK THROUGH
自分をブチ破れ!

"何がしたい?"とか聞くけれど
話せばビックリするじゃん

知らない事とか始めると
超不安な顔するじゃん

僕らはまだ夢の途中
みんなみんなそうなんだ

いいわけなど GOOD BYE BYE
チャンスはそこにある

YES! WONDERLAND
一度きりの人生
お腹いっぱい学ぼう

YES! WONDERLAND
夢の翼を広げ

BREAK THROUGH
自分をブチ破れ!

『 ここにいるぜぇ! 』 作詞 つんく
 作曲 つんく
 唄 モーニング娘。




...大丈夫です、矢口さん。

あなたがこれまでやってきたこと、そしてあなたがそこにいたという事実は、色褪せることなく人々に勇気や元気を与え続けていくに違いありません。

だって、「 一度きりの人生を、お腹いっぱいに学ぼう 」 と声の限りに力一杯歌い上げているあなたは、間違いなく、今、確かに、 『 ここ 』 ( 私たち一人一人の心の中 )にいるんですから...。



【 矢口真里の大いなる発見辞典 】

▼ 「 トイレは我慢してはいけない 」【といれ・は・がまん・して・は・いけない】(限界)

(1)修学旅行の時にバスで移動をしている最中、トイレ休憩の時間を迂闊にも寝過ごしてしまいトイレに行かなかったところ、再び移動を開始したバスの中で腹痛に襲われて、そのあまりの激痛に我慢の限界を超えてしまい、結局バスを止めてもらい、最寄のペットショップのトイレを借りることとなった苦い思い出を回想して、矢口真里が口にした言葉。「 あの時は凄く恥ずかしい思いをした。 」 というのは矢口真里の談。


▼ 「 気合が入りすぎると変になる 」【きあい・が・はいり・すぎる・と・へん・に・なる】(センス)

(1) その日の洋服を気合十分でコーディネートすると、何故か、誰もがツッコミを入れたくなるようなミスマッチ感がありありと見て取れる洋服をチョイスしてしまい、その度にモーニング娘。のメンバーにディープ ・インパクトを与えていると言われる石川梨華を評して、矢口真里が口にした言葉。石川梨華はコーディネイトに気合が入りすぎると、体中に無数の奇っ怪なオブジェを装着する傾向がどうもあるらしい。ちなみに、通常時のあまり気合の入っていない時の石川梨華のファッションは、それほどおかしくはなく普通だ、と矢口真里は語っている。


▼ 「 梨華ちゃんはツッコミ甲斐がある 」【りかちゃん・は・つっこみがい・が・ある】(悦楽)

(1) ゲスト出演した石川梨華の織り成す、チャーミー・ボケ・ワールド ( C.B.W ) の暴走を阻止すべく、的確なタイミングで適切なツッコミを入れていた矢口真里が、恐らく番組中にハッキリと認識したであろうと思われる真理。


▼ 「 ありがとう 」【ありがとう】(感謝)

(1) 矢口真里が2年間に渡ったオールナイトニッポンの放送を終える瞬間に抱いた、そして矢口真里以上に番組制作に携わったスタッフが、さらに全国でこの放送に耳を傾けていたリスナーがほぼ同じ瞬間に自然発生的に抱いた、感謝の気持ち。その言葉は月並みかもしれないが、その時の皆の気持ちを、最も簡潔且つ的確に言い表した言葉であると言える。



お疲れ様矢口さん。そして、本当にありがとう。


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