僕<( ガチャ ) ただいま〜♪
( )<.........
僕<フ〜、疲れた疲れた。梨華ちゃんご飯出来てるぅ?僕もうハラが減って死にそうだよぉ〜。
( ^▽)<( ...チラッ... )
僕<はーらへったぁ〜♪ りーかちゃんめ〜し〜♪
( ^▽)<.........
僕<ゴ ・ ハ ・ ン♪ ゴ ・ ハ ・ ン♪
( チキチキチキ )
( )彡<( ...スッ... )
僕<??
( )<.........
僕<梨華ちゃん?
( )<.........
僕<...あのぉ〜梨華ちゃん?あんまりご機嫌がよろしくないようですね...なんかヤなことでもありましたか?
( )<.........
僕<( なんだなんだぁ?女心ってやつはホントによう分からんなぁ...。昨日まであんなにニコニコしてたと思ったらイキナリこれだ... )
( )<.........
僕<( 『 女心と秋の空 』 ...か。ま、後ろから ” ギュッ
♥ ” なんてしてやれば 「 ヤダ〜!powaちゃんたらぁ! 」 なんて言ってすぐに機嫌も直るかぁ♪ よーし、”後ろからギュッ” 作戦実行だ!んでギュっとした後は、あんなことこんなこと、そんなことどんなこと色んなとこ...グヘヘヘヘヘェ... )
( ← エロオヤヂ )
( )<.........
僕<
( ジュルジュルジュル! ) もうっ!これで機嫌直せっ
♥ りーかちゃ...
( )<...あるところに...
僕<( ピクッ )!!
( )<腕によりをかけて料理を作り、大切な人の帰りを今か今かと待ちわびている一人の女の子がおりました...
僕<??
( )<苦労して作った料理もほぼ完成。 『 あの人が帰ってくるまでまだもうちょっと時間があるかしら? 』。そんな風に思った女の子はテーブル周りをさらに美しく彩ろうと思い立ち、彼が日頃愛用しているノートパソコンを使って、テーブル・コーディネートについてインターネットで調べてみようと思いました...
僕<感心な子だね...
( )<パソコンの起動を待ちブラウザを立ち上げると、ブラウザのとっぷページには彼が運営しているというテキストサイトが設定されていました...
僕<フ〜ン...
( )<彼が運営しているサイト。名前を 『 まつりのあと 』 と言います...
僕<.........!?
( )<6/2に更新された 『 まつりのあと 』...
僕<.........!!
( ^▽)<
( スッ ) 「 ワタシのことどんな風に書いてくれてるのかな? 」 期待に胸躍らせながらページが表示されるのを待つ女の子の目に飛び込んできた1枚の画像、それは......
( ポチッ ) ( ← 目の前に置かれたノートPCのスクリーンセーバーを解除 )
ドーー
ーーン
僕<
( ハ、ハウウッッっ!!! )
( ^▽^)彡<
( クルリ ) powaちゃん......
僕<ハ...ハヒ...
( ^▽^)<これは......
僕<...う、うみゅ...
( ^▽^)<いったい......
僕<( ゴクリ...! )
( ^▽^)<どーゆーことなのぉ!?(怒)
僕<こ、ココハドコ!?ワタシハダレ!?えびフリャイ、ニャポリタン、トリコローリュ〜! 分かんない分かんない!!なんも分かんなひぃぃっ!!
( ^▽^)<.........
僕<ハッ! なぁ〜んだ、これは夢かぁ! あぁ良かった!ボクチンとっても怖い夢を見てたのれす!エルム街の悪夢なんてへのカッパ ・ ホのデッパなのれす!フレディも裸足で逃げ出すほどの恐ろしさだったのれす!さあて起きなくちゃ、起きなくちゃ!
( ^▽^)/<( ギュギュギュギュ〜〜! )
僕<イデデデデデ!とってもイタ〜イ!
夢じゃぬわぁ〜〜い!!これは現実なのれすっ!リアルホラーなのれすぅぅっっ!!まんじゅうこわーい!!あ、あれは逆か!まんじゅう怖くなーい!ベリー剃れてなーい!!
( ^▽^)<powaちゃん...
僕<( プルプルプル... )
( ← おびえた子犬のように )
( ^▽^)<ねえpowaちゃん...
僕<クワバラ クワバラ ラリルレロー...
( プルプルプル )
( ^▽^)<
オイ少し落ち着け。またギューってするゾ。
僕<!!!
( プルプルプル...ピタッ... )
( ^▽^)<フゥ....あのねpowaちゃん...
僕<は、はい...
( ^▽^)<正直に答えてね...。powaちゃんにとってサイトのとっぷ画像っていうのは一体どういう位置づけなの?
僕<位置づけ...
( ^▽^)<うん。
僕<...さ、サイトの顔...かな?
( ^▽^)<そう...
僕<う、うん。
( ^▽^)<powaちゃん...あなたは ”サイトの顔” に私じゃなくって絵里ちゃんの画像を使った。それっていうのはつまり、もうワタシなんかよりも絵里ちゃんのことの方がずっとス...
僕<( !! ) ぼ、僕は梨華ちゃんだけだよっ!
( ^▽^)<powaちゃん...私言葉じゃなくて態度で示してほしい。私が最高に輝いている瞬間のとっぷ画像をpowaちゃんに作ってほしいな...
僕<!!
( ^▽^)<powaちゃん...出来る?
( ウルウル )
僕<あ、当たり前じゃないか!分かった、僕やるよ!梨華ちゃんの魅力が最大限に凝縮されたまったく新しいトップ画像を作るよ!
( ^▽^)<( ニコッ ) うんっ!
僕<あっそーだ梨華ちゃん、なんかリクエストはあるかい!?こんな色づかいがイイだとか、こんな雰囲気のがイイだとか!?
( ^▽^)<えっ!?えーっとぉ...そーだ!ワタシ女の子っぽくつつましくおしとやかにしている感じのやつがいいな!
僕<OK OK!お安い御用! ” つつましくておしとやかな感じのするトップ画像 ” ね!すぐに作るからちょっと待っててね梨華ちゃん!
( ^▽^)<うん!
―― 5分後
――
僕<おっしゃあ出来た出来たぁ!完成したよ梨華ちゃん!
( ^▽^)<えっもう出来たの!?すごーい!!
僕<フフフフフ...”これぞ古式ゆかしき日本人女性” といった風情が十二分に醸し出されているトップ画像なのです!powa powaさん会心の自信作なのです!
ヾ( ^▽^)ノシ<わーっ!見せて見せて!
僕<よーしっご覧あれ!これが 『 まつりのあと 』 のニュー ・ トップ画像だぁ!!
ドーー
ーーン
( ^▽^)<.........
僕<フフフ...感動の余り声も出ないようだね梨華ちゃん...。まあムリもないよ、去年のフットサルの練習中に見事な空振りキックを炸裂させた後に、恥ずかしさの余り真っ赤なユニフォームを着たまま人工芝の上に正座するという、現代女性のアグレッシブさと古式ゆかしき日本人女性のつつましい風習の融合の瞬間を見事に切り取った激レアな一枚だからねぇ...。肩の落とし具合なんか秀逸の一言だね....ね、梨華ちゃん、
これとってもおしとやかでしょう?
( ^▽^)<
( ボソッ ) 違うよpowaちゃん...
僕<ヘッ?なに?
( ^▽^)<あーもうっ!もういいわ!おしとやかなやつはもういい!
僕<なんか...あんまり気に入らなかったみたいだね梨華ちゃん...
( ^▽^)<おしとやかなやつはもういいから、今度は私がアイドルらしく可愛らしい衣装を着て真剣に歌っている時のとっぷ画像を作ってちょうだい!いい!? ”可愛らしい衣装” で ”真剣に” だよ!ふざけた感じのやつはもうダメだからね!
僕<( ズーーン... ) ゴメンね梨華ちゃん...。真剣にやってるつもりだったんだけどなんだか失敗しちゃったみたいだね...
(グスッ) 僕は本当にダメなやつだ...ゴメンね梨華ちゃん...
( ^▽^)<( ハッ! ) あ...ううん。そんなに落ち込まなくていいのよpowaちゃん。そうだよね一生懸命作ってくれたんだもんね。 ゴメンね、私なんだかちょっと熱くなりすぎちゃった...
僕<あ、や、全然落ち込んでなんかいないよっ!僕の方こそゴメンね!今度は ”可愛らしく且つ真剣に” だったね!?よしっ、次こそは梨華ちゃんが満足できるようなトップ画像を作るからね!
( ^▽^)<うん!頑張って!
―― さらに5分後
――
僕<おっしゃあ出来た出来たぁ!完成だよ梨華ちゃん!
( ^▽^)<えっ出来たの!?見せて見せて!!
僕<フフフフフ...今度のは自信があるよ梨華ちゃん。可愛らしい衣装、そして真剣な表情で熱唱する梨華ちゃん...まさに ”アイドルの原点ここにあり” って感じだね!!
( ^▽^)<( ワクワクワク... )
僕<梨華ちゃん見たい?
ヾ( ^▽^)ノシ<見たい見たぁーい!早く見たぁーいっ!
僕<よーしっじゃあ行くよっ!これが 『 まつりのあと 』 ニュー ・ トップ画像パート2 だぁ!
ドーー
ーーン
( ^▽^)<.........
僕<フフフ...喜びの余り声も出ないようだねぇ...。可愛らしい衣装を着て、ギターをかき鳴らしつつ真剣に熱唱する梨華ちゃん....このコーナーでの君はいつだってどこだって真剣そのものだったもんね。あ、それにサイト名のフォントもこの時の場の空気を的確に表現してると思われるものを使ってみたよ。どうだい?臨場感タップリだろう?梨華ちゃんもこれで大満足だねっ!ご要望どおり
とっても可愛らしい衣装だし、超真剣に熱唱もしてるし。
( ^▽^)<
( ボソッ ) オイコラいい加減にしろよ...
僕<ヘッ?なんだって?
( ^▽^)<powaちゃん..powaちゃんは一体今ワタシがどんな気持ちなのか分かる?
僕<えっ!?そ、そりゃあもう僕のあまりのグッドチョイスっぷりに感動して、激しく胸にこみ上げてくる称賛と感激の涙をこらえることが出来なくって、ヒックヒック言ってるって感じ...
( ^▽^)<やっぱりpowaちゃんは全然分かってない!私のこの表情から、今私が何を思っているかぐらい簡単に読み取ることが出来なくちゃダメだよ!!
僕<えっ!?
( ^▽^)<お願いpowaちゃん...私の気持ちを読み取って...
僕<( ウ〜〜ム... )
( ^▽^)<.........
僕<( ムムムムム... )
( ^▽^)<.........
僕<!!
( アッ! )
( ^▽^)<ワタシの気持ち、やっと理解できた...?powaちゃん...?
僕<うん、分かった...。ゴメンね梨華ちゃん、僕は全然君の気持ちを理解できちゃあいなかったよ...
( ^▽^)<ううん、いいの...。私が思っていることをpowaちゃんがちゃんと感じ取ってくれたのなら、私はそれだけでいいの...それだけでもう十分なの...
僕<いや、それじゃあ僕の気が済まない!ぜひ僕の口から言わせてくれ!今君がイチバン切実に感じていることが一体何なのかってことを!
( ← テーブル、ドン! )
( ^▽^)<powaちゃん...( ジ〜ン )
僕<コホン...じゃあ行くよ....さっきまでの梨華ちゃんの表情から僕が確かに読み取れたこと、それは...
ドーー
ーーン
僕<梨華ちゃんがこんな表情を浮かべるのは
おなかが減っている時だってことだ!もう梨華ちゃんはおなかペコペコでたまらないってことなんだよね!?そーだよね、もうこんな時間だもん腹の一つや二つ減っちゃうよね!ミー トゥー だよ梨華ちゃん! 僕もお腹ペコペコだよ!さ、ゴハンにしよう!食おう食おう、大いに喰おうっ!!
( ^▽^)<.........
僕<ん?どーした梨華ちゃん?
( ^▽^)<......ダメ。
僕<えっ!?
( ^▽^)<たった今決定しました、私が納得できるようなとっぷ画像が完成するまで、powaちゃんはゴハン抜きです。
僕<エーーッ!?
( ^▽^)<.........
僕<( グーーー... )
( ^▽^)<.........
僕<( ソロ〜... )
( ← 盗み食い男 )
( ^▽^)シ<( ペシッ! )
( ← THE 折檻 ・ Part1 )
僕<イタタタタ...
( ^▽^)<.........
僕<あっ、あれは何だっ!
( ササッ! )
( ^▽^)シ<( ペシッ! )
( ← THE 折檻 ・ Part2 )
僕<( グムムムム... )
( ^▽^)<.........
僕<( おしとやかなトップ画像もダメ、可愛らしいトップ画像もダメ、梨華ちゃんの気持ちを十分に汲み取ったはずのトップ画像もダメ...君は一体どんなトップ画像なら納得してくれるというんだ? )
( グ〜〜 )
( ^▽^)<.........
僕<( あれもダメ、これもダメ、こうしたらもっとダメ...でぇ〜い!僕は一体どうしたらイイと言うんだぁ!! )
( グ〜〜 グ〜〜 )
( ^▽^)<.........
僕<( つーか...ハラが減って...考えがまったく...まとま...ら...ん... )
( ^▽^)<うーん、今日の炊き込みご飯は今年イチバンの会心の出来だなぁ。
( ← そう言って炊飯器のフタをパカッ! )
僕<!!!
( ^▽^)<うわぁイイ匂い♪ ホントに美味しそう♪ 幸せってきっとこういう瞬間のことを言うのね♪
僕<( キュルルルル〜 )
( ^▽^)<んー、だけど...
僕<...?...?
( グルルルキュ〜 )
( ^▽^)<こんなにたくさん、
たった一人で食べきれるかなぁ?
僕<( ハゥゥゥッッ!ジーザスっ! )
( ^▽^)<もっとも...今までの行為を反省して、悔い改め改心して、カッコかわいいとっぷ画像を作ってくれたりする心優しいステキな人が現れれば、その人にこれを全部食べてもらってもいいんだけどなぁ〜♪
僕<......
!? ( グググググゥ〜!? )
( ^▽^)<そんな優しい人はやっぱりいないのかなぁ〜♪
僕<( 「 ハイハ〜イ!やるやるボクやるぅ! 」...ってハラが減りすぎてもう声すらまともに出ねぇ...。ダメだぁ...もう一個トップ画像を作り直すなんて今の僕には出来ないよぉ... )
( ^▽^)<( チラッ )
僕<( くそぉ...せめて手元に何かしらの画像が一枚あれば...あとはアラバマ仕込みのウソ満載の口車で何とかこの危機を脱することが出来るのにぃ...くそぉ...
ゴソゴソゴソ......
!! )
( ^▽^)<そっか〜、そんな心優しい人はやっぱりいないのか...残念だなぁ...。ん、でもあと10秒だけ待ってみようかな?
僕<( こ、これぞまさしく神のおぼし召しだぁ!ポケットの中に画像データとおぼしき物体が一個だけ入っていたぞぉ..!よしっ、これで何とか... )
( ^▽^)<10...9...8......
僕<( って既に梨華ちゃんが死へのカウントダウン、
カウントダウン ・オブ ・デス を着々と刻み始めてるぅぅっっ!もはや一刻の猶予もねぇっ!最後の力を振り絞ってこの画像を梨華ちゃんの目の前に力強く掲げてやるぜぇ! )
( ^▽^)<4...3...2......
僕<
どぅうえぇぇ〜い!
( ^▽^)<!!
僕<さあごらん、梨華ちゃん!これが僕が心を込めて作った、
今の君のイメージにぴったりとマッチした最高のトップ画像だよぉっ!!! ( ササッ! )
ドーー
ーーン
僕<( ハ、ハゥゥッ!なんじゃあこの画像はぁぁっっ!! )
( ^▽^)<.........
僕<( あぁ終わった...すべてが終わったよ... )
( パタリ )
( ^▽^)<powaちゃん...
僕<( 梨華ちゃん怒ってるんだろうなぁ...。僕は今日、一体どれだけ君のことを怒らせれば気が済むんだろう?本当にゴメンね梨華ちゃん...。煮るなり焼くなり、もう君の好きなようにしてくれ... )
( ^▽^)<( ニコッ♪ )
僕<!!
( ^▽^)<あのね、powaちゃん...
僕<う、うん...
( ^▽^)<ワタシ今日は腕によりをかけてお料理を作って、powaちゃんの帰りをずぅっと待ちわびていたのぉ
♥
僕<う、うん!
( アレレ?よく分かんないけど、なんか上手く行ったみたいだゾ! )
( ^▽^)<ただね、素敵なテーブル ・コーディネートがなかなか思い浮かばなくて、そのことで私ずーっと頭を悩ませていたの...
僕<そんな...悩む必要なんて全然無いのに...
( ^▽^)<うん...だけど今日は思い切って和風テイストのテーブル ・コーディネートで行くことに決めたわっ!
僕<オ、いいねぇ!和の風情が漂う落ち着いた食卓!想像するだけで心が癒されるねぇ!
( お、なんか急に元気が出てきたゾ! )
( ^▽^)<よし、決定!今日のディナーは和風、それもpowaちゃんが大好きな 『 水色ドリーミング侍 』 にならって ” 江戸時代風 ” で行きましょう♪
僕<
( え...江戸時代風ぅ?なんかよく分からんけど、梨華ちゃんの機嫌も直ったことだし、ま、いっか! ) うんうん!江戸時代最高!江戸時代マンセー!ニャンまげに飛びつこう!
( ^▽^)<よーしっ!じゃあ準備するからちょっと待っててねpowaちゃん
♥
僕<あ〜〜い♪
( ワクワク... )
―― そして10分後
――
( ^▽^)<あ〜美味しいっ!やっぱり旬の食材をふんだんに使うと味の深みが違うね〜♪
僕<...あ、あのぉ...梨華ちゃん...
( ^▽^)<ウフフフフ...なぁにpowaちゃん
♥
僕<えと...き、今日の梨華ちゃんは美しさにより一段と磨きがかかっているね!眩しすぎて真っ直ぐに直視できないぐらい輝いているよ!
( ^▽^)<
知ってる〜♪
僕<.........
( ^▽^)<( パクパクパク... )
僕<り、梨華ちゃん!僕は君のことが大好きだよ!可愛くて、面白くて、優しくて...本当に君は僕の女神だよ!僕は君無しじゃとても生きていけないよ!
( ^▽^)<
あたりまえ〜♪
僕<.........
( ^▽^)<
( パクパクパク... ) あ〜、オイシ♪
僕<つーか梨華ちゃん...君はやっぱり全然ボクのことを許してくれちゃあいなかったわけだね...
( ^▽^)<エ〜〜ッ!ナニ言ってるの〜!梨華なんでpowaちゃんがイキナリそんなことを言い出すのかゼンゼン分からなーい♪powaちゃんが望んだとおりの江戸時代スタイルの優雅な食卓をこうして二人で楽しく囲んでいるっていうのに〜♪
僕<え...江戸じ...
( 絶句 )
( ^▽^)<とってもステキよぉpowaちゃん
♥ 『 サムライスピリッツここにありっ! 』 って感じ
♥
僕<お、お願いだから許して梨華ちゃん...
( ^▽^)<( パクパクパク... )
僕<梨華ちゃん...
( ^▽^)<
( パクパクパク... ) オイシ〜♪
僕<梨華ちゃぁ〜ん...
( グスッ )
( ^▽^)<
( パクパクパク... ) ホクホク〜♪
僕<ウ...グスッ...梨華ちゃぁん...グスッグスッ...
( ^▽^)<
( パクパクパク... ) シアワセ〜♪
僕<
ウェェェェン!梨ーー華ちゃーーんっっ!!許してくれぇぇぇっっっ!!!
ああああ...
(T∀Tilll)
ミ三三彡
(_(_,J
∧∧∧∧∧
【 徹底検証 ・ 真実の嬉しい悲鳴とは? 】
人はこらえきれぬほどの無上の喜びのさまを表現する時に、このような言葉を好んで用いたりします。
『 嬉しい悲鳴 』
ボンヤリとTVなどを見ていると本当によく耳にするこの言葉。
この言葉には対象となる個人の喜びのほどを、世の人々に十分に納得せしめるだけの豪快且つ柔軟な表現力と説得力が備わっているということを、この事実は暗に示しているのではないでしょうか?
魅惑のマジックワード ・ 『 嬉しい悲鳴 』。
ところが、私たちはこの言葉をよく耳にすることはありますが、実際に嬉しい悲鳴をあげて喜びにむせんでいる人間を目の当たりにする機会というのはほとんどありません。
そこで今回は
特別監視ターゲットとしてモーニング娘。の石川梨華さんをお迎えして、目の前にありますマジックミラー越しに嬉しい悲鳴の実験的な検証作業を行っていきたいと思います。
悲鳴学の権威である皆様方の研究活動の一助となれば、これ幸いでございます。
さて、それでは......あ!ターゲットの石川梨華さんがたった今検証ルームの方に入室されました!
みなさま!この仕掛けが石川さんにバレないようにご静粛に、ご静粛に願います!
( ^▽^)<( ガチャ。テクテクテク...チョコン。 )
( ヒソヒソ ) さあ、石川さんが席につきました。それでは早速行ってみましょう。まずは石川さんの大好物である白玉が、
正義の味方 ・ ”シラタマン” に姿を変えて突然彼女の目の前に現れたら...。そうですきっと彼女は巨大化した大好物の登場に、喜びの悲鳴をあげるに違いありません!さぁそれではシラタマン役の吉田さん、早速お願いいたします。ハリキッてどうぞ!
シラ<( ガチャ! ) ジャンジャジャーーン!正義の味方 ・ シラタマン登場!スッウィィート!デェリシヤァァースッ!ボクとってもオイシイYO!食 ・ べ ・ て♪
( ^▽^)<キ、キャァァーーッッ!!
うーん...どうやら驚きの比率の方が高いようですね。うーん、残念ですがこれは違うようです。目的とする嬉しい悲鳴ではないようです。シラタマンお疲れ様でした。控え室に天むすが2コご用意してあります。どうぞごゆっくりとご賞味ください。
さて、それでは続いて...
( ^▽^)<.........
ドラえもんが自らの四次元ポケットの中から、石川さんの大好きな映画俳優トム ・ クルーズの等身大人形を突然ひっぱり出したら...。 そうですきっと彼女は憧れの人の突然の登場に、喜びの悲鳴をあげるに違いありません!さあいってみましょう。ドラえもん役の小林さん、頑張ってくださいね!
ドラ<( ガチャ! ) ウフフフフゥ♪ ぼくドザえもん♪
( ^▽^)<ハッ!
ドラ<はい、悪玉コレステロール♪
( ^▽^)<ヒッ!
ドラ<はい、内臓脂肪♪
( ^▽^)<フッ!
ドラ<...をこねくり回して作った、小柳トム人形♪
( ^▽^)<ヒ、ヒィィーーッッ!!
あぁ!違いますよ小林さん!ウォンビーロングの方じゃないですよ!クルーズの方ですよ!クルーズの!C ・ R ・ U ・ I ・ S ・ E!クルゥーズゥッ!!
ドラ<ウフフフフゥ♪ ビッグライトォー♪ ( ビビビビビー! )
( ^▽^)<ヒィィィィーーーッッ!!
これはダメですね。完全に恐怖感の方が先行してしまっています。どうやらこれも違うようですね。嬉しい悲鳴とは程遠いようです。まぁ小林さんのミスが致命的であるという感も否めませんが....。小林さんお疲れ様でした。控え室にチロルチョコが5コほどご用意してあります。どうぞごゆっくりとご賞味ください。
...と...え?ここでもう時間ですか!?皆さま大変申し訳ございません。残念ながら今回の検証では石川さんの嬉しい悲鳴を聞くことが出来なかったようです。
今後もまた定期的にこの会合を開いてまいりますので、皆さま是非次回もご参加くださいますよう...
女の子<( ガチャ ) おねいちゃんさっきからここでなにしてるのぉ?
( ^▽^)<あらぁ!あなたこそここで何してるの?お母さんは一緒じゃないのかなぁ?
女の子<んーん、おかあさんはいっしょじゃないの。おかあさんはでぱーとのばーげんにいっちゃったの。だからわたしはおてつだいのサキとここにあそびにきたのぉ。
...ハッ!ど、どなたのお子様ですか!?困ります!勝手に検証ルームの方に入られては!石川さんにこの現場のことがバレてしまったら、元も子もないのですよ!
( 必死で子供を連れ戻そうと席を立つ初老の女性 → ) と、智子お嬢様ぁぁーーっ!ダメです!そちらに行かれてはダメでございますぅー!
まま、待ってください! 今あなたが出て行ってしまっては余計に話がヤヤこしくなってしまいます!ここは一つ、あのお嬢様に事の成り行きを任せましょう!私たちは非常口の方からこっそりとこの場を去ることにしましょう!それでは最後尾の方から順序良く外の方に退場してください!皆さまくれぐれもお足元にご注意を......
( ^▽^)<あなたみたいな可愛い子をほっといてバーゲンに行っちゃうだなんてひどいねぇ。
女の子<?? おかあさんはとってもいそがしいの。まいにちまいにちほんとうにがんばっているんだからぁ。そんなおかあさんのことがわたしはだいすきなのよ。
( ^▽^)<...あなた、本当に可愛いね。
女の子<ううん、おねいちゃんのほうがもっともっとかわいいよ。
( ^▽^)<えっ?
.........!?
( ← 二人のやり取りに注意をひかれる会場の一同 )
女の子<やせてるし、めがきらきらしてるし、かみのけもきれいだし、まるでしんでれらみたいなのぉ。
( ^▽^)<シンデレラ!?
女の子<うん。そうよ、かわいいおねいちゃん。
( ^▽^)<.........
女の子<??
( ^▽^)<.........
女の子<どうしたの?かわいいおねいちゃん?
( ^▽^)<.........
女の子<??
( ^▽^)<イヤン♥
.........!!!
( ← 会場の一同、硬直! )
...イヤン♥...いやん♥...IYANN♥
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―― 翌日。
僕<パラ...
( ← 新聞見てる )
『 学会に激震!これが真実の嬉しい悲鳴だっ!!.....” イヤン♥ ” 』
研究結果発表後、日本悲鳴学会謎の即日解体!
会長談:「るぅいかちゃんの ” イヤン♥ ” を聞いちゃったのれす。デヘヘェ〜♪」
僕<?? なんだコリャ?
( ^▽^)ノ<あっ、powaちゃーん!
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みたいなね...