2004/06/02(水) 「 あ゛... 」

↓ あ、まちが...




6/2 トップ画像




※ 『 まつりのあと 』、6/2のトップ画像




从^ー^)<powa powaさぁ〜ん♪



...ん。 ま、いいか...


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2004/06/06(日) 「 Maximum ⇔ Minimum 」


僕<( ガチャ ) ただいま〜♪



(    )<.........



僕<フ〜、疲れた疲れた。梨華ちゃんご飯出来てるぅ?僕もうハラが減って死にそうだよぉ〜。



(  ^▽)<( ...チラッ... )



僕<はーらへったぁ〜♪ りーかちゃんめ〜し〜♪



(  ^▽)<.........



僕<ゴ ・ ハ ・ ン♪ ゴ ・ ハ ・ ン♪ ( チキチキチキ )



(    )彡<( ...スッ... )



僕<??



(    )<.........



僕<梨華ちゃん?



(    )<.........



僕<...あのぉ〜梨華ちゃん?あんまりご機嫌がよろしくないようですね...なんかヤなことでもありましたか?



(    )<.........



僕<( なんだなんだぁ?女心ってやつはホントによう分からんなぁ...。昨日まであんなにニコニコしてたと思ったらイキナリこれだ... )



(    )<.........



僕<( 『 女心と秋の空 』 ...か。ま、後ろから ” ギュッ ” なんてしてやれば 「 ヤダ〜!powaちゃんたらぁ! 」 なんて言ってすぐに機嫌も直るかぁ♪ よーし、”後ろからギュッ” 作戦実行だ!んでギュっとした後は、あんなことこんなこと、そんなことどんなこと色んなとこ...グヘヘヘヘヘェ... ) ( ← エロオヤヂ )



(    )<.........



僕<( ジュルジュルジュル! ) もうっ!これで機嫌直せっ りーかちゃ...



(    )<...あるところに...



僕<( ピクッ )!!



(    )<腕によりをかけて料理を作り、大切な人の帰りを今か今かと待ちわびている一人の女の子がおりました...



僕<??



(    )<苦労して作った料理もほぼ完成。 『 あの人が帰ってくるまでまだもうちょっと時間があるかしら? 』。そんな風に思った女の子はテーブル周りをさらに美しく彩ろうと思い立ち、彼が日頃愛用しているノートパソコンを使って、テーブル・コーディネートについてインターネットで調べてみようと思いました...



僕<感心な子だね...



(    )<パソコンの起動を待ちブラウザを立ち上げると、ブラウザのとっぷページには彼が運営しているというテキストサイトが設定されていました...



僕<フ〜ン...



(    )<彼が運営しているサイト。名前を 『 まつりのあと 』 と言います...



僕<.........!?



(    )<6/2に更新された 『 まつりのあと 』...



僕<.........!!



(  ^▽)<( スッ ) 「 ワタシのことどんな風に書いてくれてるのかな? 」 期待に胸躍らせながらページが表示されるのを待つ女の子の目に飛び込んできた1枚の画像、それは......( ポチッ ) ( ← 目の前に置かれたノートPCのスクリーンセーバーを解除 )










ドーー 6/2 トップ画像 ーーン










僕<( ハ、ハウウッッっ!!! )



( ^▽^)彡<( クルリ ) powaちゃん......



僕<ハ...ハヒ...



( ^▽^)<これは......



僕<...う、うみゅ...



( ^▽^)<いったい......



僕<( ゴクリ...! )







( ^▽^)<どーゆーことなのぉ!?(怒)







僕<こ、ココハドコ!?ワタシハダレ!?えびフリャイ、ニャポリタン、トリコローリュ〜! 分かんない分かんない!!なんも分かんなひぃぃっ!!



( ^▽^)<.........



僕<ハッ! なぁ〜んだ、これは夢かぁ! あぁ良かった!ボクチンとっても怖い夢を見てたのれす!エルム街の悪夢なんてへのカッパ ・ ホのデッパなのれす!フレディも裸足で逃げ出すほどの恐ろしさだったのれす!さあて起きなくちゃ、起きなくちゃ!



( ^▽^)/<( ギュギュギュギュ〜〜! )



僕<イデデデデデ!とってもイタ〜イ!夢じゃぬわぁ〜〜い!!これは現実なのれすっ!リアルホラーなのれすぅぅっっ!!まんじゅうこわーい!!あ、あれは逆か!まんじゅう怖くなーい!ベリー剃れてなーい!!



( ^▽^)<powaちゃん...



僕<( プルプルプル... ) ( ← おびえた子犬のように )



( ^▽^)<ねえpowaちゃん...



僕<クワバラ クワバラ ラリルレロー...( プルプルプル )



( ^▽^)<オイ少し落ち着け。またギューってするゾ。



僕<!!! ( プルプルプル...ピタッ... )



( ^▽^)<フゥ....あのねpowaちゃん...



僕<は、はい...



( ^▽^)<正直に答えてね...。powaちゃんにとってサイトのとっぷ画像っていうのは一体どういう位置づけなの?



僕<位置づけ...



( ^▽^)<うん。



僕<...さ、サイトの顔...かな?



( ^▽^)<そう...



僕<う、うん。



( ^▽^)<powaちゃん...あなたは ”サイトの顔” に私じゃなくって絵里ちゃんの画像を使った。それっていうのはつまり、もうワタシなんかよりも絵里ちゃんのことの方がずっとス...



僕<( !! ) ぼ、僕は梨華ちゃんだけだよっ!



( ^▽^)<powaちゃん...私言葉じゃなくて態度で示してほしい。私が最高に輝いている瞬間のとっぷ画像をpowaちゃんに作ってほしいな...



僕<!!



( ^▽^)<powaちゃん...出来る? ( ウルウル )



僕<あ、当たり前じゃないか!分かった、僕やるよ!梨華ちゃんの魅力が最大限に凝縮されたまったく新しいトップ画像を作るよ!



( ^▽^)<( ニコッ ) うんっ!



僕<あっそーだ梨華ちゃん、なんかリクエストはあるかい!?こんな色づかいがイイだとか、こんな雰囲気のがイイだとか!?



( ^▽^)<えっ!?えーっとぉ...そーだ!ワタシ女の子っぽくつつましくおしとやかにしている感じのやつがいいな!



僕<OK OK!お安い御用! ” つつましくておしとやかな感じのするトップ画像 ” ね!すぐに作るからちょっと待っててね梨華ちゃん!



( ^▽^)<うん!





―― 5分後 ――





僕<おっしゃあ出来た出来たぁ!完成したよ梨華ちゃん!



( ^▽^)<えっもう出来たの!?すごーい!!



僕<フフフフフ...”これぞ古式ゆかしき日本人女性” といった風情が十二分に醸し出されているトップ画像なのです!powa powaさん会心の自信作なのです!



ヾ( ^▽^)ノシ<わーっ!見せて見せて!



僕<よーしっご覧あれ!これが 『 まつりのあと 』 のニュー ・ トップ画像だぁ!!








ドーー 新トップ画像? ーーン







( ^▽^)<.........



僕<フフフ...感動の余り声も出ないようだね梨華ちゃん...。まあムリもないよ、去年のフットサルの練習中に見事な空振りキックを炸裂させた後に、恥ずかしさの余り真っ赤なユニフォームを着たまま人工芝の上に正座するという、現代女性のアグレッシブさと古式ゆかしき日本人女性のつつましい風習の融合の瞬間を見事に切り取った激レアな一枚だからねぇ...。肩の落とし具合なんか秀逸の一言だね....ね、梨華ちゃん、これとってもおしとやかでしょう?



( ^▽^)<( ボソッ ) 違うよpowaちゃん...



僕<ヘッ?なに?



( ^▽^)<あーもうっ!もういいわ!おしとやかなやつはもういい!



僕<なんか...あんまり気に入らなかったみたいだね梨華ちゃん...



( ^▽^)<おしとやかなやつはもういいから、今度は私がアイドルらしく可愛らしい衣装を着て真剣に歌っている時のとっぷ画像を作ってちょうだい!いい!? ”可愛らしい衣装” で ”真剣に” だよ!ふざけた感じのやつはもうダメだからね!



僕<( ズーーン... ) ゴメンね梨華ちゃん...。真剣にやってるつもりだったんだけどなんだか失敗しちゃったみたいだね...(グスッ) 僕は本当にダメなやつだ...ゴメンね梨華ちゃん...



( ^▽^)<( ハッ! ) あ...ううん。そんなに落ち込まなくていいのよpowaちゃん。そうだよね一生懸命作ってくれたんだもんね。 ゴメンね、私なんだかちょっと熱くなりすぎちゃった...



僕<あ、や、全然落ち込んでなんかいないよっ!僕の方こそゴメンね!今度は ”可愛らしく且つ真剣に” だったね!?よしっ、次こそは梨華ちゃんが満足できるようなトップ画像を作るからね!



( ^▽^)<うん!頑張って!





―― さらに5分後 ――





僕<おっしゃあ出来た出来たぁ!完成だよ梨華ちゃん!



( ^▽^)<えっ出来たの!?見せて見せて!!



僕<フフフフフ...今度のは自信があるよ梨華ちゃん。可愛らしい衣装、そして真剣な表情で熱唱する梨華ちゃん...まさに ”アイドルの原点ここにあり” って感じだね!!



( ^▽^)<( ワクワクワク... )



僕<梨華ちゃん見たい?



ヾ( ^▽^)ノシ<見たい見たぁーい!早く見たぁーいっ!



僕<よーしっじゃあ行くよっ!これが 『 まつりのあと 』 ニュー ・ トップ画像パート2 だぁ!








ドーー 新トップ画像?? ーーン








( ^▽^)<.........



僕<フフフ...喜びの余り声も出ないようだねぇ...。可愛らしい衣装を着て、ギターをかき鳴らしつつ真剣に熱唱する梨華ちゃん....このコーナーでの君はいつだってどこだって真剣そのものだったもんね。あ、それにサイト名のフォントもこの時の場の空気を的確に表現してると思われるものを使ってみたよ。どうだい?臨場感タップリだろう?梨華ちゃんもこれで大満足だねっ!ご要望どおり とっても可愛らしい衣装だし、超真剣に熱唱もしてるし。



( ^▽^)<( ボソッ ) オイコラいい加減にしろよ...



僕<ヘッ?なんだって?



( ^▽^)<powaちゃん..powaちゃんは一体今ワタシがどんな気持ちなのか分かる?



僕<えっ!?そ、そりゃあもう僕のあまりのグッドチョイスっぷりに感動して、激しく胸にこみ上げてくる称賛と感激の涙をこらえることが出来なくって、ヒックヒック言ってるって感じ...



( ^▽^)<やっぱりpowaちゃんは全然分かってない!私のこの表情から、今私が何を思っているかぐらい簡単に読み取ることが出来なくちゃダメだよ!!



僕<えっ!?



( ^▽^)<お願いpowaちゃん...私の気持ちを読み取って...



僕<( ウ〜〜ム... )



( ^▽^)<.........



僕<( ムムムムム... )



( ^▽^)<.........



僕<!! ( アッ! )



( ^▽^)<ワタシの気持ち、やっと理解できた...?powaちゃん...?



僕<うん、分かった...。ゴメンね梨華ちゃん、僕は全然君の気持ちを理解できちゃあいなかったよ...



( ^▽^)<ううん、いいの...。私が思っていることをpowaちゃんがちゃんと感じ取ってくれたのなら、私はそれだけでいいの...それだけでもう十分なの...



僕<いや、それじゃあ僕の気が済まない!ぜひ僕の口から言わせてくれ!今君がイチバン切実に感じていることが一体何なのかってことを! ( ← テーブル、ドン! )



( ^▽^)<powaちゃん...( ジ〜ン )



僕<コホン...じゃあ行くよ....さっきまでの梨華ちゃんの表情から僕が確かに読み取れたこと、それは...








ドーー 新トップ画像??? ーーン








僕<梨華ちゃんがこんな表情を浮かべるのはおなかが減っている時だってことだ!もう梨華ちゃんはおなかペコペコでたまらないってことなんだよね!?そーだよね、もうこんな時間だもん腹の一つや二つ減っちゃうよね!ミー トゥー だよ梨華ちゃん! 僕もお腹ペコペコだよ!さ、ゴハンにしよう!食おう食おう、大いに喰おうっ!!



( ^▽^)<.........



僕<ん?どーした梨華ちゃん?



( ^▽^)<......ダメ。



僕<えっ!?



( ^▽^)<たった今決定しました、私が納得できるようなとっぷ画像が完成するまで、powaちゃんはゴハン抜きです。



僕<エーーッ!?



( ^▽^)<.........



僕<( グーーー... )



( ^▽^)<.........



僕<( ソロ〜... ) ( ← 盗み食い男 )



( ^▽^)シ<( ペシッ! ) ( ← THE 折檻 ・ Part1 )



僕<イタタタタ...



( ^▽^)<.........



僕<あっ、あれは何だっ! ( ササッ! )



( ^▽^)シ<( ペシッ! ) ( ← THE 折檻 ・ Part2 )



僕<( グムムムム... )



( ^▽^)<.........



僕<( おしとやかなトップ画像もダメ、可愛らしいトップ画像もダメ、梨華ちゃんの気持ちを十分に汲み取ったはずのトップ画像もダメ...君は一体どんなトップ画像なら納得してくれるというんだ? ) ( グ〜〜 )



( ^▽^)<.........



僕<( あれもダメ、これもダメ、こうしたらもっとダメ...でぇ〜い!僕は一体どうしたらイイと言うんだぁ!! ) ( グ〜〜 グ〜〜 )



( ^▽^)<.........



僕<( つーか...ハラが減って...考えがまったく...まとま...ら...ん... )



( ^▽^)<うーん、今日の炊き込みご飯は今年イチバンの会心の出来だなぁ。 ( ← そう言って炊飯器のフタをパカッ! )



僕<!!!



( ^▽^)<うわぁイイ匂い♪ ホントに美味しそう♪ 幸せってきっとこういう瞬間のことを言うのね♪



僕<( キュルルルル〜 )



( ^▽^)<んー、だけど...



僕<...?...? ( グルルルキュ〜 )



( ^▽^)<こんなにたくさん、たった一人で食べきれるかなぁ?



僕<( ハゥゥゥッッ!ジーザスっ! )



( ^▽^)<もっとも...今までの行為を反省して、悔い改め改心して、カッコかわいいとっぷ画像を作ってくれたりする心優しいステキな人が現れれば、その人にこれを全部食べてもらってもいいんだけどなぁ〜♪



僕<......!? ( グググググゥ〜!? )



( ^▽^)<そんな優しい人はやっぱりいないのかなぁ〜♪



僕<( 「 ハイハ〜イ!やるやるボクやるぅ! 」...ってハラが減りすぎてもう声すらまともに出ねぇ...。ダメだぁ...もう一個トップ画像を作り直すなんて今の僕には出来ないよぉ... )



( ^▽^)<( チラッ )



僕<( くそぉ...せめて手元に何かしらの画像が一枚あれば...あとはアラバマ仕込みのウソ満載の口車で何とかこの危機を脱することが出来るのにぃ...くそぉ...ゴソゴソゴソ......!!



( ^▽^)<そっか〜、そんな心優しい人はやっぱりいないのか...残念だなぁ...。ん、でもあと10秒だけ待ってみようかな?



僕<( こ、これぞまさしく神のおぼし召しだぁ!ポケットの中に画像データとおぼしき物体が一個だけ入っていたぞぉ..!よしっ、これで何とか... )



( ^▽^)<10...9...8......



僕<( って既に梨華ちゃんが死へのカウントダウン、カウントダウン ・オブ ・デス を着々と刻み始めてるぅぅっっ!もはや一刻の猶予もねぇっ!最後の力を振り絞ってこの画像を梨華ちゃんの目の前に力強く掲げてやるぜぇ! )



( ^▽^)<4...3...2......



僕<どぅうえぇぇ〜い!



( ^▽^)<!!



僕<さあごらん、梨華ちゃん!これが僕が心を込めて作った、今の君のイメージにぴったりとマッチした最高のトップ画像だよぉっ!!! ( ササッ! )








ドーー 新トップ画像???? ーーン








僕<( ハ、ハゥゥッ!なんじゃあこの画像はぁぁっっ!! )



( ^▽^)<.........



僕<( あぁ終わった...すべてが終わったよ... ) ( パタリ )



( ^▽^)<powaちゃん...



僕<( 梨華ちゃん怒ってるんだろうなぁ...。僕は今日、一体どれだけ君のことを怒らせれば気が済むんだろう?本当にゴメンね梨華ちゃん...。煮るなり焼くなり、もう君の好きなようにしてくれ... )



( ^▽^)<( ニコッ♪ )



僕<!!



( ^▽^)<あのね、powaちゃん...



僕<う、うん...



( ^▽^)<ワタシ今日は腕によりをかけてお料理を作って、powaちゃんの帰りをずぅっと待ちわびていたのぉ



僕<う、うん! ( アレレ?よく分かんないけど、なんか上手く行ったみたいだゾ! )



( ^▽^)<ただね、素敵なテーブル ・コーディネートがなかなか思い浮かばなくて、そのことで私ずーっと頭を悩ませていたの...



僕<そんな...悩む必要なんて全然無いのに...



( ^▽^)<うん...だけど今日は思い切って和風テイストのテーブル ・コーディネートで行くことに決めたわっ!



僕<オ、いいねぇ!和の風情が漂う落ち着いた食卓!想像するだけで心が癒されるねぇ!( お、なんか急に元気が出てきたゾ! )



( ^▽^)<よし、決定!今日のディナーは和風、それもpowaちゃんが大好きな 『 水色ドリーミング侍 』 にならって ” 江戸時代風 ” で行きましょう♪



僕<( え...江戸時代風ぅ?なんかよく分からんけど、梨華ちゃんの機嫌も直ったことだし、ま、いっか! ) うんうん!江戸時代最高!江戸時代マンセー!ニャンまげに飛びつこう!



( ^▽^)<よーしっ!じゃあ準備するからちょっと待っててねpowaちゃん



僕<あ〜〜い♪ ( ワクワク... )





―― そして10分後 ――





( ^▽^)<あ〜美味しいっ!やっぱり旬の食材をふんだんに使うと味の深みが違うね〜♪



僕<...あ、あのぉ...梨華ちゃん...



( ^▽^)<ウフフフフ...なぁにpowaちゃん



僕<えと...き、今日の梨華ちゃんは美しさにより一段と磨きがかかっているね!眩しすぎて真っ直ぐに直視できないぐらい輝いているよ!



( ^▽^)<知ってる〜♪



僕<.........



( ^▽^)<( パクパクパク... )



僕<り、梨華ちゃん!僕は君のことが大好きだよ!可愛くて、面白くて、優しくて...本当に君は僕の女神だよ!僕は君無しじゃとても生きていけないよ!



( ^▽^)<あたりまえ〜♪



僕<.........



( ^▽^)<( パクパクパク... ) あ〜、オイシ♪



僕<つーか梨華ちゃん...君はやっぱり全然ボクのことを許してくれちゃあいなかったわけだね...



( ^▽^)<エ〜〜ッ!ナニ言ってるの〜!梨華なんでpowaちゃんがイキナリそんなことを言い出すのかゼンゼン分からなーい♪powaちゃんが望んだとおりの江戸時代スタイルの優雅な食卓をこうして二人で楽しく囲んでいるっていうのに〜♪



僕<え...江戸じ...( 絶句 )



( ^▽^)<とってもステキよぉpowaちゃん 『 サムライスピリッツここにありっ! 』 って感じ



僕<お、お願いだから許して梨華ちゃん...



( ^▽^)<( パクパクパク... )



僕<梨華ちゃん...



( ^▽^)<( パクパクパク... ) オイシ〜♪



僕<梨華ちゃぁ〜ん...( グスッ )



( ^▽^)<( パクパクパク... ) ホクホク〜♪



僕<ウ...グスッ...梨華ちゃぁん...グスッグスッ...



( ^▽^)<( パクパクパク... ) シアワセ〜♪



僕<ウェェェェン!梨ーー華ちゃーーんっっ!!許してくれぇぇぇっっっ!!!









ああああ...


(T∀Tilll)
  ミ三三彡
(_(_,J
∧∧∧∧∧




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2004/06/08(火) 「 smile 」


( ´D`)<辻はこう見えて案外几帳面なのれす。



( ^▽^)<どこがぁ!?













二人ゴトすてき。

二人ゴト大好き。


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2004/06/12(土) 「 Break through ! 」

【 徹底検証 ・ 真実の嬉しい悲鳴とは? 】


人はこらえきれぬほどの無上の喜びのさまを表現する時に、このような言葉を好んで用いたりします。


『 嬉しい悲鳴 』


ボンヤリとTVなどを見ていると本当によく耳にするこの言葉。

この言葉には対象となる個人の喜びのほどを、世の人々に十分に納得せしめるだけの豪快且つ柔軟な表現力と説得力が備わっているということを、この事実は暗に示しているのではないでしょうか?

魅惑のマジックワード ・ 『 嬉しい悲鳴 』。

ところが、私たちはこの言葉をよく耳にすることはありますが、実際に嬉しい悲鳴をあげて喜びにむせんでいる人間を目の当たりにする機会というのはほとんどありません。

そこで今回は 特別監視ターゲットとしてモーニング娘。の石川梨華さんをお迎えして、目の前にありますマジックミラー越しに嬉しい悲鳴の実験的な検証作業を行っていきたいと思います。

悲鳴学の権威である皆様方の研究活動の一助となれば、これ幸いでございます。


さて、それでは......あ!ターゲットの石川梨華さんがたった今検証ルームの方に入室されました!

みなさま!この仕掛けが石川さんにバレないようにご静粛に、ご静粛に願います!



( ^▽^)<( ガチャ。テクテクテク...チョコン。 )



( ヒソヒソ ) さあ、石川さんが席につきました。それでは早速行ってみましょう。まずは石川さんの大好物である白玉が、正義の味方 ・ ”シラタマン” に姿を変えて突然彼女の目の前に現れたら...。そうですきっと彼女は巨大化した大好物の登場に、喜びの悲鳴をあげるに違いありません!さぁそれではシラタマン役の吉田さん、早速お願いいたします。ハリキッてどうぞ!



シラ( ガチャ! ) ジャンジャジャーーン!正義の味方 ・ シラタマン登場!スッウィィート!デェリシヤァァースッ!ボクとってもオイシイYO!食 ・ べ ・ て♪



( ^▽^)<キ、キャァァーーッッ!!



うーん...どうやら驚きの比率の方が高いようですね。うーん、残念ですがこれは違うようです。目的とする嬉しい悲鳴ではないようです。シラタマンお疲れ様でした。控え室に天むすが2コご用意してあります。どうぞごゆっくりとご賞味ください。


さて、それでは続いて...



( ^▽^)<.........



ドラえもんが自らの四次元ポケットの中から、石川さんの大好きな映画俳優トム ・ クルーズの等身大人形を突然ひっぱり出したら...。 そうですきっと彼女は憧れの人の突然の登場に、喜びの悲鳴をあげるに違いありません!さあいってみましょう。ドラえもん役の小林さん、頑張ってくださいね!



ドラ( ガチャ! ) ウフフフフゥ♪ ぼくドザえもん♪



( ^▽^)<ハッ!



ドラ<はい、悪玉コレステロール♪



( ^▽^)<ヒッ!



ドラ<はい、内臓脂肪♪



( ^▽^)<フッ!



ドラ<...をこねくり回して作った、小柳トム人形♪



( ^▽^)<ヒ、ヒィィーーッッ!!



あぁ!違いますよ小林さん!ウォンビーロングの方じゃないですよ!クルーズの方ですよ!クルーズの!C ・ R ・ U ・ I ・ S ・ E!クルゥーズゥッ!!



ドラ<ウフフフフゥ♪ ビッグライトォー♪ ( ビビビビビー! )


( ^▽^)<ヒィィィィーーーッッ!!



これはダメですね。完全に恐怖感の方が先行してしまっています。どうやらこれも違うようですね。嬉しい悲鳴とは程遠いようです。まぁ小林さんのミスが致命的であるという感も否めませんが....。小林さんお疲れ様でした。控え室にチロルチョコが5コほどご用意してあります。どうぞごゆっくりとご賞味ください。


...と...え?ここでもう時間ですか!?皆さま大変申し訳ございません。残念ながら今回の検証では石川さんの嬉しい悲鳴を聞くことが出来なかったようです。

今後もまた定期的にこの会合を開いてまいりますので、皆さま是非次回もご参加くださいますよう...



女の子( ガチャ ) おねいちゃんさっきからここでなにしてるのぉ?



( ^▽^)<あらぁ!あなたこそここで何してるの?お母さんは一緒じゃないのかなぁ?



女の子<んーん、おかあさんはいっしょじゃないの。おかあさんはでぱーとのばーげんにいっちゃったの。だからわたしはおてつだいのサキとここにあそびにきたのぉ。



...ハッ!ど、どなたのお子様ですか!?困ります!勝手に検証ルームの方に入られては!石川さんにこの現場のことがバレてしまったら、元も子もないのですよ!


( 必死で子供を連れ戻そうと席を立つ初老の女性 → ) と、智子お嬢様ぁぁーーっ!ダメです!そちらに行かれてはダメでございますぅー!


まま、待ってください! 今あなたが出て行ってしまっては余計に話がヤヤこしくなってしまいます!ここは一つ、あのお嬢様に事の成り行きを任せましょう!私たちは非常口の方からこっそりとこの場を去ることにしましょう!それでは最後尾の方から順序良く外の方に退場してください!皆さまくれぐれもお足元にご注意を......



( ^▽^)<あなたみたいな可愛い子をほっといてバーゲンに行っちゃうだなんてひどいねぇ。



女の子<?? おかあさんはとってもいそがしいの。まいにちまいにちほんとうにがんばっているんだからぁ。そんなおかあさんのことがわたしはだいすきなのよ。



( ^▽^)<...あなた、本当に可愛いね。



女の子<ううん、おねいちゃんのほうがもっともっとかわいいよ。



( ^▽^)<えっ?



.........!? ( ← 二人のやり取りに注意をひかれる会場の一同 )



女の子<やせてるし、めがきらきらしてるし、かみのけもきれいだし、まるでしんでれらみたいなのぉ。



( ^▽^)<シンデレラ!?



女の子<うん。そうよ、かわいいおねいちゃん。



( ^▽^)<.........



女の子<??



( ^▽^)<.........



女の子<どうしたの?かわいいおねいちゃん?



( ^▽^)<.........



女の子<??











( ^▽^)<イヤン



.........!!! ( ← 会場の一同、硬直! )




...イヤン...いやん...IYANN















―― 翌日。



僕<パラ...( ← 新聞見てる )



『 学会に激震!これが真実の嬉しい悲鳴だっ!!.....” イヤン


研究結果発表後、日本悲鳴学会謎の即日解体!

会長談:「るぅいかちゃんの ” イヤン ” を聞いちゃったのれす。デヘヘェ〜♪」




僕<?? なんだコリャ?



( ^▽^)ノ<あっ、powaちゃーん!










みたいなね...


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2004/06/16(水) 「 マンマミーア 」




リンク ヲ シューセー シタアァァァァッッッ!!!




↑ 巷ではこーゆーのを "男の料理的更新" とイウラシヒ


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2004/06/17(木) 「 That's a fiction 」



たった一人の誰かのために紡ぐストーリー。

たまにはそんな日があってもいいんじゃないか?



( 妄想話 ― 1 )

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

全くもってついてない。

僕は2、3日前から季節外れの風邪をこじらせていた。梅雨の中休み、肌寒い日が続いていたと思ったら急激に気温が上昇し、その唐突な気候の変動によって僕は体調を崩してしまった。僕は運動部に所属していたのだが、大会が近いこともありその日は無理をして部活動に臨んでいた。


準備運動のためにグラウンドを軽くランニングしている最中、僕の足はまるで雲の上を歩いているかのようなフワフワとした妙な感覚に襲われた。必死で地面を蹴っているはずなのに全く地に足が付いているという感覚がない。

『 アレ?なんかおかしいナ? 』

そんな風に思った次の瞬間、僕は地面の上に倒れ込んでいた。照りつける太陽は容赦なく僕の体の体温調節機能を奪い続けていった。


気がつくと僕は病院のベッドの上にいた。左腕を見ると点滴用の透明なチューブがウネウネとうねりながら僕の頭上の方に伸びていた。

「 大丈夫? 」

ベッドを挟んで右側には看護婦さんと思しき女性が一人立っていた。

「 えぇ...大丈夫です。そっか...倒れちゃったんですね...僕... 」

年の頃は50代前半ぐらいかと思われるその看護婦さんは、純白の白衣を身にまとってこんな風に僕に語りかけてきた。

「 そうね。幾ら若いからってあんまり無理をしちゃあダメよ。部活動もただガムシャラにやるだけじゃなくって、自分の体としっかり相談をしながらコツコツとやっていかないと、ね。 」

「 はい...そうですね。 」

どちらかと言えば小太り気味のその看護婦さんは、ベテランの看護婦ならではのたくましい腕っ節をあらわにしつつ、優しく包み込むような包容力のある笑顔を浮かべた。

「 じゃあ何かあったらそこにあるボタンを押して私を呼んでね。私はこう見えて...というか見てのとおり、結構ベテランの看護婦さんなのよ。なんなりと遠慮なく言ってくれていいからね。 」

そう言うとその看護婦さんは、何やら意味深な微笑みを浮かべつつ病室を後にした。

「は...はい...」

看護婦さんの奇妙な微笑みにそこはかとない疑念を覚えつつも、僕はそんな風に返事をして看護婦さんの後ろ姿を見送っていた。


一人残された僕は小さな溜息をついて病室の天井を見つめた。 やたらと真っ白けな天井と、音も無く着々と注入され続ける点滴の透明な液体のそのあまりの無機質さに、僕は何となく不吉なイメージを想起せずにはいられなかった。

『 にしてもこの点滴ってやつは....やっぱりなんかちょっと気味が悪いし、えらい時間がかかって退屈そうだし、それに何よりも... 』

僕は頭上にぶら下げてある透明なパックをうらめしげに見上げた。

『 なんか...なんか激しくトイレに行きたくなってき...た...ゾ... 』

そんな僕の焦りなど知る由もないヤケにピカピカと光り輝く医療器具は、僕の体から奪われた栄養分と水分とを、極めて緩慢で単調なリズムを刻みながら補い続けていた。

『 つーか...もー我慢できない...。 確かあれを押せば看護婦さんが来てくれるんだったよな?よし、とりあえずさっきの看護婦さんをさっそく呼んじゃおう。 』

僕はそんな風に思ってクリーム色をしたナースコールのボタンを押した。

『 自称ベテラン看護婦さぁん...早く来てくれぇ... 』

僕は先ほどの看護婦さんの到着を今か今かと待ちわびていた。


” コンコン ”

程なくして病室のドアをノックする音が聞こえてきた。僕はホッと胸を撫で下ろして返事をした。

「 ハイ、どーぞ! 」

僕の声を聞くと、一人の看護婦さんが部屋の中へと入ってきた。

「 失礼しまーす。 」

『 .........! 』

部屋の中に入ってきた看護婦さんの姿を見て、僕はハッと息を呑んだ。そこにやって来たのは先ほどの老練な感じのするベテランの看護婦さんではなく、年の頃は19歳かハタチぐらいと思われる、薄ピンクっぽい白衣を着たとても若い看護婦さんだった。

「 いかがなされましたか? 」

しかもさらに困ったことに、その看護婦さんは何と言うか...その...とても...とても可愛らしかった...

「 え?えーーとぉ...あ、あのぉ... 」

僕は焦る気持ちを抑えつつ、その看護婦さんの胸元に付けられたネームプレートをチラリと見た。

” 石川梨華 ”

それが彼女の名前のようだった。 石川さんは大きな瞳をさらに大きくして僕の顔を覗きこんだ。

「 どこか痛いところがあるんですかぁ? 」

「 や、痛いっていうか、したいっていうか、何ていうか... 」

「 ?? 」

「 ハハハハハ... 」

「 ?? 」

『 ナニを照れてる自分? ただトイレに行きたいって言うだけじゃねーか!恥ずかしいことなんてなんも無い!思い切って言っちまえぇっ! 』

僕がそんな風に自問自答を繰り広げているさなか、石川さんは何を思ったのかベッドの右手から僕の頭上を横切って、点滴の落下する速度を調整する器具をいじり始めた。

「 分かったぁ!点滴の落ちるスピードが速すぎるんですね!ついこの間看護学校で習ったばかりですよ!ちょっと待ってくださいね、今すぐ調節しますから! 」

「 ......... 」

そう言って石川さんは点滴の落ちる速度を調整し始めた。

僕の目の前では先ほど見た石川さんのネームプレートがユラユラと揺れていた。距離にして 約40センチ、目の前で揺れる石川さんの胸を見つめながら石造のように凝り固まる一人の男の姿がそこにはあった。

「 ...よいしょ...よいしょ... 」

石川さんが一生懸命ダイヤルをひねる度に、僕の目の前で石川さんの胸に付いたネームプレートは悩ましく揺れ動き続けた。

「 ...よいしょっと...アレェ、おかしいなぁ? 」

『 ...ってオイ... 』

僕は自分の体のあまりにも素直すぎる変化に、一人ツッコミを入れずにはいられなかった。

『 コ、コラ、聞かんボウ!お前は何を一人で勝手に張り切っているんだ!? 自分で自分の首を絞めてどうするつもりなんだお前は! 』

それでも聞かんボウは僕の言うことなど聞くはずも無かった。毛布が一枚掛けてあったためにそれほど目立ちはしなかったが、僕の聞かんボウは50mの全力ダッシュの往復走をなかなかやめようとはしなかった。

「 あ、分かったぁ!ここをもうちょっと上に上げればきっと......キャッ! 」

石川さんの甲高い悲鳴を最後に、僕の視界は何とも言えない柔らかい感触と適度な圧迫感と共に完全な暗闇に包まれた。

無理な姿勢のままで作業を続けていた石川さんが体勢を崩し、僕の真上に覆い被さってきたのだ。

「 キャッ!ご、ごめんなさーい! 」

聞かんボウは石川さんの右の太もも辺りに当たって、大声で何かを叫び続けていた。


そのままの体勢で暫くモゴモゴと身をよじらせる石川さん。聞かんボウは400mダッシュを既に何十往復もしているはずなのに、息一つ切らせてはいなかった。

石川さんはやっとのことで身を起こすと、帽子を直しながら急に神妙な表情になってこんな風に口にした。

「 ごめんなさい...私ってやっぱりダメだぁ...。いつもドジばっかりやって人に迷惑をかけてばかり...やっぱり私には向いてないのかな...このお仕事... 」

石川さんの目は心なしか潤んでいるように見えた。僕は慌てて石川さんのことを必死でフォローした。

「 いや、そんなことないですよ石川さん!僕が悪いんですよ!ただ " トイレに行きたいからちょっと肩を貸して欲しい " っていう一言が恥ずかしくって言えなくて、石川さんにいらぬ心配をかけてしまって、それでこんなことになってしまって...。ホント、ごめんなさい石川さん! 」

「 ......... 」

僕のそんな言葉を聞いても石川さんは無言のままだった。僕は彼女の様子が心配になって、殆ど無意識のうちに再び彼女の名前を呟いていた。

「 石川...さん...? 」

「 ...名前... 」

「 ......え? 」

「 私、患者さんに名前で呼ばれたのって初めてです...。いつもは " ちょっと看護婦さん " とか " オイねえちゃん " とかいう風にしか呼ばれなくて... 」

そんな石川さんのセリフを聞いて僕はハッとした。

「 あ...あのごめんなさい。迷惑でした?突然こんな風に名前で呼ばれるのって? 」

「 ...ううん... 」

石川さんはフルフルと頭を振って答えた。

「 そうですよね。他人は他人、私は私。周りと比べて自分を卑下する必要なんてないんですよね? 私は私に出来る精一杯のことを全力でやれば、きっとそれでいいんですよね? だって私は私なんだもん。 私は私に出来ることしか出来ないんだもん。必要以上に焦ったり、落ち込んだりする必要なんて...そんなの全然... 」

石川さんの表情は徐々に自信とやる気を取り戻しつつあるように見えた。

「 よぉーし! じゃあ一緒におトイレまで行きましょう! 私が肩を貸します! さあつかまって! 」

「 あ、ありがとう石川さん! 」

そう言って僕が石川さんの肩につかまってベッドから立ち上がろうとした瞬間だった。

『 アレッ? 』

その時になって初めて、僕は自分の両膝に全く力が入らないことに気が付いた。僕は石川さんの肩を抱いたままの体勢で、もつれるようにベッドの上に倒れこんだ。

「 ハ、ハハハハハ...なんだコレ?体が...まったく...動かない... 」

「 そ、そうですよね。良く考えたら点滴を一本打っただけですもん、まだ体に力が入らないのも無理ありませんよね... 」

石川さんは僕の隣で横になったままの姿勢でそんな風に口にして、何かを考え込むかのような素振りを見せた。そして暫くすると、何を思いついたのか突然両方の手をパチンと叩いてその身を起こした。

「 そうだ!いいものがある!あの...ちょっと待ってて下さいね! 」

そう言って彼女はベッドの下の方に潜り込んで何かを探し始めた。


暫くして...

「 あ!あったぁ! 」

そう言って石川さんは再びベッドの上に姿を現した。

石川さんの右手に握られていたもの、それは紛れも無く...” 尿瓶しびん ” ...だった。

「 ほら、これを使えば...ねっ、例え体が動かなくても出来るでしょう!?私がこうやって支えて...ねっ全然大丈夫!! 」

「 .........!!! 」

全然大丈夫のはずがなかった。 僕の聞かんボウは42.195kmを完走し終えても、なおヤル気まんまんな状態だった。そんな状態のコイツを石川さんの眼前に晒すことなど出来ようはずもなかった。何か良い解決策はないものかと僕は思案に暮れた。

『 ...あっ、そーだ! 』

僕の頭の中にある考えが浮かび、僕は石川さんに対してこんな風に口にしていた。

「 あ...あの、石川さん!自分のズボンを下ろすぐらいの力はまだ何とか残っているから、僕が合図をしたらこの毛布の中に手を入れて...あの...その...ソコにあてがってもらえます...か!? 」

「 えっ!?...あ、はい...いいですよ... 」

僕が何故突然そんなことを言い出すのか解せないといった表情を浮かべつつも、石川さんは僕の提案に何とか応じてくれた。僕は自分に残された最後の力を振り絞り、ズボンを何とかひざの辺りまでずらした。

「 お、OK!!じ、じゃあ石川さん、お願いします!! 」

「 あ、ハ、ハイッ!! 」

石川さんはそう返事をして、毛布の中にスルリと手を滑り込ませてきた。


これで万事OK!そんな風に僕は思っていたのだが...

( スカッ、スカッ ) あれぇ?どうして...入らないんだろう? 」

石川さんが手にした尿瓶を差し出す角度と、僕の暴れんボウ ・ 聞かんボウが現在指し示している角度とは、ほぼ180度ぐらいの割合でその方向性に絶対的な食い違いがあった。

『 石川さん...その角度じゃあ入りっこありません... 』

「 ん...どうして上手く行かないんだろう... 」

と、その時、石川さんの視線が現在の僕の大アバレンボウのビンビコビン状態をしっかりと捕捉した。

( ......あっ! )

それが何を意味しているのか、やっとのことで石川さんも理解できたようだった。そして石川さんは恥ずかしさの余り、顔を真っ赤にしてそのまま俯いてしまった。僕は 『 ヤレヤレ... 』 といった感じで石川さんに対してこんな風に言った。

「 ごめんね石川さん。そういうわけなんだ。もうすぐ点滴も終わりそうだし、あとちょっとぐらいならガマンできるよ。だからもう無理しないで... 」

「 でもぉ...でもぉ... 」

「 ?? 」

僕の予想に反して石川さんは唇をキュッと噛み締めて、こんな風に口にした。

「 あの...これもお仕事だから...だから...あの...そんなになってても....あの...ダ、ダイジョウブ...だ...から... 」

『 や、ム、ムリヒィィッッ!!! 』

今度は尻込みする僕とは対照的に、石川さんは積極的に毛布に手を掛けてきた。

「 じゃあ毛布を取っちゃいますよ!いいですかっ! 」

『 ムリ〜〜♪ 』

僕のそんな心の声は石川さんに届くことは無かった。

「 せぇーーのっ! 」

と、石川さんが毛布を取り除こうとした、その時、

「 ハイッ!梨華ちゃんバトンタッチィ! 」

「 !! 」

いつの間に現れたのか、石川さんの背後には先ほどのベテランの看護婦さんが立っていた。

「 あっ、婦長さん! 」

「 はぁ〜い、梨華ちゃんお疲れ様ぁ〜♪これ以上は今の梨華ちゃんにはまだちょっと無理ね。あとはこの婦長さんにお任せあ〜れ♪ 」

「 フ、フチョー!? 」

僕はあっけに取られて素っ頓狂な声を上げて婦長さんの方を見上げた。

「 ゴメンねぇ〜♪梨華ちゃんの教育の一環もかねて、ちょこっとだけアナタにも協力してもらっちゃったぁ♪ 」

「 キョ、キョーリョク!? 」

婦長さんの言葉を聞いて僕は開いた口が塞がらなかった。

「 さぁて、梨華ちゃんにはまだちょっと早いから少ーしだけ向こうの方向いててねぇ♪ 」

「 は...はい... 」

「 ウフフフフゥ〜♪さぁ〜て、行くわよぉボクチャン♪ カクゴはイーイ!?

「 ヒ、ヒェェェェェェーーッッ!! 」




―― 僕のこの病院への通院は、まだ暫くの間続きそうだった。




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スンマセン。やっぱりちょっと怪しい感じになっちまいました...

ややエロです。ちょいエロです。もろエロです。だだエロです。

全然ご要望に添えてないかも、ですね...

徹夜仕事明けの日は何故かいつもこんなテンションなんス。ホント申し訳。



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2004/06/24(木) 「 タワゴト 」

6/23 の 『 二人ゴト 』。

皆がまどろみの世界に溶け落ちようとしている時間帯、藤本美貴が焼肉を食いながら世間話をしていた。


僕が好きなもの。


田中れいなの ”凛とした真っ直ぐな歌声”。


石川梨華の ”不意をついた甘い囁き”。


そして藤本美貴の ”何気ない世間話をする時の落ち着いた声” ――


彼女のリラックスした声を耳にする時、僕はいつも、人知れず湧きいずる地底湖の静謐な青い水面を思い出す。

冷たい岩盤に染み入るような心地良い声の抑揚。その響きが耳元に滑り込んでくるだけで、僕は自分の心が確かに浄化されていくことを感じる。


熱く湿った都会の寝苦しい夜に、ひとすじの安らぎをもたらす藤本美貴の青く静謐な囁き ――


『 ミキティと梨華ちゃんと三人で、焼肉でも食いながらまったりと止め処もない話がしてぇ 』


そんな風に思った深夜一時。


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2004/06/26(土) 「 告知 」






なんという...











?











なんという甘美な響きなのだろう...











??











ずっとずっと待ちわびていたこの日がとうとうやって来る...











!?











俺は言いたい...ノドから血が出るほど声を大にして言ってやりたい...











キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!





ヤロードモッ!来週からの 『 二人ゴト 』 は、






いよいよ我等が神・石川梨華の登場だっ!






そのマブタにしかと焼きつけろ!その脳みそにガッツリと刻み込め!





いーかオメーらぁ!絶対に見逃すんじゃねーゼ!!





もし見逃したりなんかしたら...












ズー 梨華ちゃん ・お怒りモード ーン















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