( ^▽^)<見てpowaちゃん!お日様の光で水面がキラキラ輝いてるよぉ!
僕<おっホントだ。海に来たのなんてホント久しぶりだけど...
( ^▽^)<キレイだねぇ!キレイだねぇ!やっぱり思い切って来てみて良かったよねぇ!?
僕<ん、そうだね。この時期はまだ気候的にどうかとも思ったけど最近は本当に暑いぐらいの日も多かったし、開放感があって吹き抜ける浜風がとっても心地良いし...
( ^▽^)<ね〜っ!
僕<うん。
( サクサクサク... )
( ^▽^)<ね、powaちゃん!これだけあったかいんだからもう海に入って泳げちゃうんじゃないかな?ね、ね、ちょぉっとだけ入ってみない?
僕<や、幾ら暖かいとはいえさすがに海に入るのはまだムリっしょ。風邪ひいちゃいますよ、ねーさん。
( ^▽^)<え〜っ!?そーかなぁ?
僕<ん。そ、そ。
( ^▽^)<ん〜、そっかぁ...。幾ら普通の人にはムリでも、ダンディー ファンキー ベイベーなpowa powaさんならやってくれるかと思ってたのになぁ...フ〜ン、そーなのかぁ...( チラッ )
僕<( ドキッ!嫌なフリ! ) な、なに言っちゃってるの梨華ちゃん!ムリムリ、全然ムリ!僕全然ダンディー ファンキー ベイベーなんかじゃないっ!どっちかって言うとエクレア モンブラン カプチーノって感じ!激しいっぽいの全然ムリ!
( ^▽^)<えーっ、そっかなぁ...。powaちゃんって意外と激しいの好きそうなんだけどなぁ...( チラッ )
僕<ピ〜ピ〜...スーススー...ピ〜♪
( ← 口笛吹けてない )
( ^▽^)<ウフフフフ...powaちゃんそれなんて曲?
僕<えっ!?んーとね、んーとね...!
( 曲名聞かれたわ〜♪ )
いつからだろう?
僕の心の中に小さな明かりが灯り始めたのは?
( ^▽^)<そーだpowaちゃん!梨華今日は腕によりをかけてお昼ごはんを作ってきたんだよぉ!ね、食べたい食べたい!?
僕<おっいいねぇ!ほどよくお腹もすいてきたことだしお昼にしようか!ん、そうしようそうしよう!
( ^▽^)<はーい決定ー!じゃーあ...( キョロキョロ ) あっ!あの辺に腰掛けて食べよっか!
僕<あーい♪
( サクサクサク... )
僕<よいしょっと。ん、ここいいね。ちょうど木陰になってて暑さもしのげるし、ここからなら白い砂浜が一望出来るし。うーむ、ナイス ロケイション チョイス、梨華ちゃん。
( ^▽^)<エヘヘヘヘ〜♪ さ、それでは早速お弁当箱を開けますよ〜♪ powa powaさん心の準備はヨイですか〜?
僕<あいよっ!それでは石川さんハリキってどうぞっ!
( ^▽^)<じゃあ行きますよ〜♪ せーのっ...! ( パカッ! )
僕<ここっ、これは...!
( ^▽^)<えーと、じゃあ右上から順に説明するね!まずは白玉のベーコン巻きに白玉餃子でしょう、ゴーヤ白玉に白玉サラダ、そして白玉こんにゃくに白玉ライス、えーっとあとは...
僕<...や、あのね梨華ちゃん...
( ^▽^)<爽やかな風に吹かれての海辺での豪華なランチ。ね、powaちゃんこれってとってもステキよね?
僕<う、うん。ま、ステキと言えばある意味 (
時空がチョッピリねじ曲がっているというプレシャス且つマーベラスな一面においては ) とってもしゅてきなんだけども...
( ^▽^)<??
僕<ウウム...ウウム...
( ^▽^)<??
あなたのことを思うとき、僕の心の中にはいつだって小さな明かりが灯っていた。
決して派手ではないけれど、決してきらびやかではないけれど、戸惑いや不安を覚えた時に自分が進むべき道筋を真っ直ぐに照らし出してくれた勇気と安らぎとに包まれた暖かくてやさしい光。
偽りと欺瞞に満ちたこの世界の中で、僕はあなたを思うことで輝き始める自分の心の中の光が指し示す方向だけは、何の疑いも無くただひたすらに信じ抜くことが出来た。
もっと他人のことを信じてみようと思った。もっと自分のことを信じてみようと思った。そして、もっともっと自分自身のことを好きになろうと思えた。
自分でも驚くぐらいに他の誰かのことを、そして自分自身のことを大切に思えた瞬間...
僕はその光に、そしてその光の先にある何かに賭けてみたいと思った。
自分の願い、そして想いを賭けてみたいと思った。
自分の持っている全てを賭けてみたいと思った ――
( ^▽^)<( パクパクパクパク♪ )
僕<( パク......パク...... )
( ^▽^)<( パクパクパクパク♪ )
僕<( パク......パク...... )
( ^▽^)<フゥ...あー、もうお腹イッパイだねpowaちゃん♪
僕<あ、う、うん!そうだねっ! ( ホッ... )
( ^▽^)<( ジーーッッ... )
僕<......?
( ^▽^)<powaちゃん...ホントに美味しかった?
僕<......!!?
( ^▽^)<ホントはあんまり美味しくなかったのにムリして...( ズ〜ン... )
僕<( ハッ! ) な、なに言ってるのさ梨華ちゃん!ホントに美味しかったよ!特にゴーヤ白玉なんか、ホント今夜の夢にまで出てきそうなぐらいの忘れられない味だったよ!もーホント、サイコー!
( ^▽^)<う〜ん...なんか言葉に心がこもってないような感じがするんだよね...
僕<本当に美味しかったです! ( ビシッ! )
( ^▽^)<ペ ・ ヨンジュン風に。
僕<ホントニ オイシカッタ ハムニダ。
( ^▽^)<アニマル浜口風に。
僕<本当に美味しかったぞ 京子ぉーー!オイッ!オイッ!オイッ!
( ^▽^)<料理記者暦40年、岸朝子風に。
僕<
たいへん おいしゅうございました♪
( ^▽^)<えーっと、次は...
僕<梨華ちゃん...
( ^▽^)<...ん?
僕<なんか...遊んでやいませんか?
( ^▽^)<......ん? ( ドキッ! )
僕はあなたのことが好きでした。
あなたの健気さが好きでした。
あなたの優しさが好きでした。
あなたのひたむきさが好きでした。
そして何よりも、あなたの屈託の無い包み込むような笑顔が本当に本当に大好きでした。
僕はあなたのことが好きでした。
ただ真っ直ぐに、真っ直ぐに真っ直ぐに、あなたのことが大好きでした。
僕<さーてと、じゃあもう少し砂浜を歩こうか梨華ちゃん。
( ^▽^)<うん。 ( スクッ )
( サクサクサク... )
僕<.........
( ^▽^)<.........
( ザー...ザー... )
僕<.........
( ^▽^)<.........
( サクサクサク... )
僕<.........
( ^▽^)<.........
( ザー...ザー... )
( ^▽^)<
( ポツリ ) powaちゃん...
僕<...ん?
( ^▽^)<この浜辺はこれまでにいったい何度、寄せては返すこの波を見守り続けてきたんだろうね?
僕<え?...う〜ん、ちょっと想像が出来ないなぁ...
( ^▽^)<私たちが生まれてくるずぅっと前から?
僕<そうだね。
( ^▽^)<私たちが普段の生活を送っている一秒一秒の瞬間も?
僕<ああ。
( ^▽^)<そっか...
僕<うん。
( サク...サク... )
( ^▽^)<ねぇpowaちゃん...
僕<ん?
( ^▽^)<この浜辺は...この浜辺は...
僕<??
( ^▽^)<この浜辺は私たちがこの世からいなくなっちゃったその後も、寄せては返す時の流れをジッと見守り続けて行くのかな?
僕<......えっ?
( ^▽^)<私たちが生きてきた時間...一緒に歌った時間、一緒に笑った時間、一緒に泣いた時間...そんな大切な時間もいつかは時の海原という大きなうねりの中に飲み込まれていっちゃうのかな?
僕<.........
( ^▽^)<powaちゃん...
僕<...ん?
( ^▽^)<ワタシね、時々怖くなるんだぁ...
僕<.........
( ^▽^)<今までは色んな人が私たちのことを好きだって言ってくれてた。大きな声で一生懸命声援を送ってくれてた。でも、そんな掛け替えのない大切な時間でさえもいつの日かには遠い過去のものになってしまうんだなぁ...って...
僕<.........
( ^▽^)<powaちゃん...永久なる想いなんてこの世には存在しないのかな?決して揺らぐことの無い愛情なんて、やっぱりこの世には存在しないのかな?
僕<.........
( ^▽^)<お願い...教えてpowaちゃん...
僕<.........
( ^▽^)<お願いpowaちゃん...あなたの声を聞かせて...
僕<.........
( ^▽^)<.........
僕<.........
( ^▽^)<.........
僕<梨華ちゃん...
( ^▽^)<ん...
僕<永遠...
( ^▽^)<.........
僕<永遠なんて...そんなものありはしないよ。
( ^▽^)<......!!
僕<永遠なんて無いんだ。ずっと変わらぬ想いなんてありはしないんだ。そんなもの、そんなものはこの世の中にありはしないんだよ...
( ^▽^)<......そう...
( クスン )
僕<永遠なんて...無いんだ...
( ^▽^)<.........
僕<でも...だけど...
( ^▽^)<......?
僕<永遠なんて無いってことを知っているからこそ、僕たちは与えられた時間、限られた時間を精一杯に輝かせようとする。
( ^▽^)<......!
僕<限られた時間だからこそ、その時間を大切な誰かのために精一杯に生きたいと思うことが出来る。限られた時間だからこそ、大切な誰かの幸せを片時も絶えることなく願い続けることが出来る。限られた時間だからこそ、自分の胸の中に息づく想いが壊れないように壊れないようにと大切に守り続けていくことが出来る。
( ^▽^)<.........
僕<永遠を求める気持ちよりも、例えそれが瞬間的なものだとしても、誰かのこと 『 心から 』 愛しく想うことの出来る、その 『 心から 』 の一瞬の中にこそ真実があるんじゃないか...って、僕はそんな風に思うんだ。
( ^▽^)<そうなのかも...しれないね...
僕<ねぇ梨華ちゃん...
( ^▽^)<ん...
僕<手を...出して。
( ^▽^)<...ん。 ( スッ )
僕<( カチャ...カチャカチャ... )
( ^▽^)<??
僕<( ...カチャ...ソッ... )
( ^▽^)<これは...powaちゃんの腕時計...
僕<今君は僕の時間を手に入れた。君のことをこの上もないほど愛しく想う、僕の掛け替えのない瞬間の情熱を手に入れた。永遠なんかよりも尊い 『 真実 』 を今君は手に入れたんだ。
( ^▽^)<......( キュッ )
僕<その時計は僕の掛け替えのない想いを乗せたまま、これから先もずっと君の手の中で時を刻み続ける。例えどれだけの時が流れて行こうとも、例えどれだけの季節が移り変わって行こうとも、僕が君のことを愛しく想う今のこの気持ち、それだけは決して色褪せることのない真実の、掛け替えのない心からの想いなんだよ。
( ^▽^)<powa...ちゃん...
( ザー...ザー... )
僕<
( グスッ ) さて...と...
( ^▽^)<......?
僕<だいぶ日差しも強くなってきたことだし、少し向こうの方で休もっか梨華ちゃん!
( ← 照れっ! )
( ^▽^)<...うん。
―― と、その時、
( ザー...
ザザザーーッッ! )
( ^▽^)<!! キャッ! ( ヨロッ )
僕<おっと! ( ギュッ! )
( ^▽^)<あっ...
僕<...大丈夫?梨華ちゃん?
( ^▽^)<う、うん...( ドキドキドキ... )
僕<こりゃまたトツゼン随分と大きな波だったなぁ...
( ^▽^)<.........( ドキドキドキ... )
僕<あ〜あ、靴がビショ濡れになっちゃったね。どこかで乾かさないと...( キョロキョロキョロ... )
( ^▽^)<( ギュッ! )
僕<......!!
( ^▽^)<( ギュッ... )
僕<り、梨華ちゃん...?
( ^▽^)<お願いpowaちゃん...
僕<......?
( ^▽^)<ワタシのこと..."ギュッ" っとしてて...
僕<.........
( ^▽^)<ワタシのことを、ワタシの心を、このまま "ギュッ" っとしてて...
僕<......!!
( ^▽^)<ワタシのこと離さないで...ワタシのこと忘れないで...
僕<.........
( ^▽^)<お願い、powaちゃん...
僕<.........
( ^▽^)<( ドキドキドキ... )
僕<( ドキドキドキ... )
( ^▽^)<( ドキドキドキ... )
僕<( ドキドキドキ... )
( ´▽`)<( スッ... )
僕<!!!
( ´▽`)<powaちゃん...( ドキドキドキ... )
僕<.........
( ´▽`)<.........( ドキドキドキ... )
僕<.........
( ´▽`)<.........( ドキドキドキ... )
僕<...
ギュッ☆ ( ← ほっぺたギュッ! )
( ^▽^)<
!!( パチクリ )
...いっ、いったぁ〜い!!
僕<梨華ちゃんのご要望通り思い切って
"ギュッ" っとしてみたのれす。テヘテヘ...
( ^▽^)<.......はぁっ!?
僕<さーてと梨華ちゃん、次はどこをギュッとしてほしい!?耳たぶ!?それとも鼻のあたま!?ねーどこどこ!?
( ^▽^)<.........
僕<ね〜、梨華ちゃんってばー!
( ^▽^)<
( ボソッ... ) powaちゃんあなたって人はせっかく人がマジメな話をしてるっていうのに...
僕<ドゥフフフフ〜♪ ...んっ?なんか言ったかい梨華ちゃん?
( ^▽^)<
( ボソッ... ) こんにゃろめ〜...
僕<?
ゴゴゴ ( ^▽^) ゴゴゴゴ...
僕<??
ゴゴゴ ( ^▽^) ゴゴゴゴ...
僕<???
― 怒 ―
( ^▽^)<レディース アーンド ジェントルメーン...( グググググッ! )
僕<( ゾッ!に、握りこぶしっ!?...さささ、殺気!!? )
( ^▽^)つ☆<
えーいっ!これでもくらえーーっ!!!
( ポカポカポカーーッ!!! )
僕<グッ、グハッ! ヒデブ アベシ タワバッ! ( ベキベキベキィッ! )
( ^▽^)<ふぅ...スッキリ♪ ( パンパンッ )
僕<あだだだだだ...
大好きなあなたの中に見た光。
大好きなあなたを想うことで、僕が感じることの出来た光。
掛け替えのない大切な光。
ドキドキするような無限の可能性をはらんだ、眩いばかりの無二の光。
その光の本質。
その光が指し示す先にあったもの。
それは多分...
希望 ―― 。
僕にとってあなたの存在は希望そのものでした。
僕にとってあなたの紡ぎだす光は掛け替えの無い宝物そのものでした。
大好きです、石川梨華さん。
大好きです、石川梨華さん。
大好きです、石川梨華さん。
大好きです ――
僕<ぐぐぐぐ...
( ^▽^)<powaちゃんこっこまでおいで〜っだ!ベロベロバーっだ!
僕<ぐぐぐぐぐぅ...( プチッ! )
( ^▽^)<( ハッ! )
僕<クッソー!モー、あたまキターッ!
( ← キレた )
( ^▽^)<( ビクビクゥッ! )
僕<こうなったら僕の XXX を梨華ちゃんの YYY にムリヤリ ZZZ しちゃうのれすっ!
( ^▽^)<( ハッ! )
僕<グフフフフ...どうやらさすがの梨華ちゃんも僕の XXX を梨華ちゃんの YYY にムリヤリ ZZZ されるのは怖いようだねぇ...
( ^▽^)<( ブルブルブル... )
僕<えーいっ!でももう決めちまったことだーっ!無理やりにでもヤッてやるーっ!
( ^▽^)<イ、イヤァーッ!!
僕<ウフフフ...今更もう遅いんだもんねっ!僕の
作った親子丼 を梨華ちゃんの
お口に合うよう にムリヤリ
極秘スパイスを調合して梨華ちゃんに意地でも美味しいって言わせてやる んだもんね!
( ^▽^)<......!?
僕<グフフフフゥ♪ 怖いかい梨華ちゃん?
( ^▽^)<.........
僕<ドゥフフフフゥ♪
( ^▽^)<...べ〜っだ!全然怖くないよーだっ!powaちゃんのおバカッ!こっこまーでおいでーっだっ!ベーーッ!
僕<にゃにゃにゃ、にゃにおう!よくも言ったなぁ!梨華ちゃん、コラ待てーーっ!
( ^▽^)<べーーっ!
僕<コラーッ!
( ^▽^)<アハハハハ!
僕<待てーっ!
( ^▽^)<待たないよーだっ!
僕<待ちなさいってば!
( ^▽^)<オニさんこちらーっ!
僕<梨華ちゃん大好きっ!
( ^▽^)<えーっ!?聞こえないよーっ!
僕<梨華ちゃん大好きっ!
( ^▽^)<うん、知ってるよーっ!
僕<えええっ!聞こえてるじゃないのさぁっ!
( カチ...カチ...カチ... )